AZUMI-あずみ- (12) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091846259

作品紹介・あらすじ

竜馬への恋の行方…

たとえ正体がばれようとも、捕らえられた駿介の救出を決意するあずみ。
そして……もう一つの決意を迫られる事が起きる。
それが…坂本竜馬への恋。
刺客として、武器にも弱点にもなる「女である」ということに直面するあずみ。
叶わぬ恋と知りながら、想いを封じることができないあずみは、勇気をもって竜馬に告白し、一度だけ抱いて欲しいと願う。そして……

【編集担当からのおすすめ情報】
はじめて描かれる、あずみの恋。坂本竜馬というでっかい器の男への想いを
丁寧に、きめ細やかに描ききっています。

感想・レビュー・書評

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  • 駿介の救出成功。竜馬さんへの恋。

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  • 小山ゆうさんほどの作家がなぜ、名作「あずみ」を「AZUMI」という形に
    してまでずるずると続けていたのか謎でした。
    しかし、12巻を読んで、なんとなく納得。

    おそらく、小山さんは「あずみ」と「おーい!竜馬」をコラボさせた上で
    あずみが幕末の英雄・坂本竜馬に惚れる姿を描きたかったのだと。

    勝手な解釈ですが、前作「あずみ」では戦い続きで悩み、苦しむこと
    ばかりだったあずみに、普通の少女らしい心温まる家族との触れ合いや
    恋愛をさせてあげるために、描き始めたのがこの幕末編の「AZUMI」
    なのではないかと思いました。
    そう思えば、設定としては若干無理がある双子の兄・駿介の存在も
    納得できます。(双子にしては能力に違いがありすぎるので)
    駿介という存在を通して家族を得られたわけですから。

    あずみほどの女が惚れる男はそうはいないと思いますが
    相手があの、坂本竜馬なら十分ありえると思うし、説得力があります。
    従来の歴史ファンも喜びますしね。

    前作「あずみ」ほど楽しみにしていなかった「AZUMI」でしたが
    小山先生があずみの恋をどのように描いていくのか、楽しみに
    なってきました。
    歴史通りにいけば悲恋しかないのかもしれませんが、願わくば
    わずかでも、あずみに女性としての幸せを感じさせてあげてほしい・・・
    と思います。

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