- Amazon.co.jp ・マンガ (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091847072
作品紹介・あらすじ
登山者たちに愛された山岳漫画、遂に完結!
感想・レビュー・書評
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18巻分の感想。
まず、コミックを読むのに苦労してしまって、なかなか読み進められなかった。
内容としては、本当に良かった。
こうしてる今も長野の山で遭難事故、亡くなる方もいて、げんじつなんだなぁと思う。
三歩がエベレストの壮大さを最後に教えてくれたけど、ちゃんと帰れたのかな…詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
時に厳しい山岳の自然の中で、明るく勇猛果敢に生きる若者・島崎三歩の物語、堂々完結です!
私自身、幼少時代から登山に勤しみ、社会人になってからも仲間と連れ立ってアルプスや富士山にも行きました。結婚と数年前の御嶽噴火(本当に巻き込まれる紙一重だった汗)を機に、だいぶ足は遠のきましたが…それでも、山というものは人を惹きつける不思議な魅力があるものです。
常に死と隣り合わせ、山はとても危険な場所です。それを差し引いても余りあるぐらい、島崎青年は山の魅力に目覚めてしまったんだと思います。その人生の幕引きがこんな形になるとは…これもまた、定められた運命なのかもしれませんね。
自然の脅威は誰にでも平等で、無慈悲です。 -
・・・壮絶でした。
三歩らしくもあり、
三歩らしくもない、最期でした。
3分だけ休んだ時に飲んだお湯が印象的だった。 -
完結しました。
最後はちょっと…… -
言わずと知れた山岳救助マンガ。
純粋に山に行きたい!信州の山のぼりてぇ!って思わせてくれる素晴らしい作品。
ただ、ラストは違うパターンのほうがいちファンとしては嬉しかったです。
まぁ、それを差し引いても大いにオススメできるマンガです!! -
2013/03/18
【やや好き】これにて完結。 うーん…。どうもラストが気に入らない。 どんなに良い話でも死んだら終わりだと思えてならない。 山の怖さ、現実の厳しさ、リアルさを考えると岳の死は必然なのかもしれないと思いつつも、誰かのために頑張ってるのだから生きて帰って欲しかった。 作者にとって登山はファンタジーでないということなのか、それとも死も含めてファンタジーということなのか…。 -
山って怖いけど、頂上に登ってみたい。壮大な光景を目の前にしてみたい!
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三歩が最後ああなったのは、ちょっとショックだった。
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(ネタバレ有)
実際に山岳救助されている方のブログに、
俺たちは三歩ほど超人じゃないとありました。
確かに、漫画ですから。
最後はエベレストで救助活動を行います。
極限状態とは、私が想像するよりも極限なのであろう。
漫画で表現されるよりも極限なのかもしれない。
テレビや映画でも表現できないだろう、
文章でもむりかもしれない。
そんな極限状態での生き方を考えてしまう。
岳で描かれるような、いい人である生き方を私ができるだろうか。
漫画だから極限でもいい人でいられるんであって、
実際には無理じゃないかという気持ちももちろんあるが、
すばらしい人であることに間違いがない、
それは三歩だけではなく草介でもテンジンでもだ。
そしてそれはきっと、
誰の心にもあるのだとおもう。
いい人の心が、もちろん悪い人の気持ちも、普通の人のきもちだってある。
いろいろな気持ちが感情が渦巻いているのが普通の人である。
そんないろいろな感情の自分の中から、
いい人の心を伸ばしたい、極限状態でも発揮したい。
この漫画泣けるよっていわれてから読むと泣けないものだが
これは言ってしまいます。
本当に泣くよ、
自分がなさけなくて泣くよ。
些細なことだらけじゃん世の中なんて、
そんなに大切なことなのかい、
大きく行こうぜ、
なんてね、
なんど読み返してみても
泣けるときと泣けない時がある、
結局は受け取るときの状態なんです。
周りに左右されるんじゃないんです。
自分を左右しているのは自分です。
周りを左右しているのも自分です。
周りは何もかわってないのです、
(かわってても気にしてもしかたないしね)
自分の気持ちなのです。
岳、
石塚真一さん
三歩よ、
ありがとう。
漫画では三歩が生きて帰ったのか、死んだのか、書かれておりません。
私はやはり死んだのだろうと思います。
いや、帰ってきてほしい。
でも死んだのだろうと。
それが普通だから