和算に恋した少女 (1) (ビッグコミックス)

  • 小学館
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091848680

作品紹介・あらすじ

江戸の街で起こる難問にあなたもチャレンジ

江戸時代に隆盛を極めた日本独自の数学「和算」。和算家の父に育てられた主人公・米倉律(よねくら りつ)は、ひょんなことから知り合った南町奉行同心で、飄々とした中年男・深井転(ふかい うたた)とともに江戸で起こる難事件を次々に解決していく。律の目にはすべてが和算の問題に写り、問題を解くことは三度の食事より歌舞伎役者より大好き! そしてその夢は、失踪した父といつか巡り会うこと…… 計算によらず思考で勝負する、思わず解きたくなる問題が全編にちりばめられた和算ミステリードラマ。

【編集担当からのおすすめ情報】
秤を使って偽金を特定する方法、碁盤の目のような会場で人混みを整理する方法などゲーム感覚で楽しめる和算パズルが全編にちりばめられた、ミステリードラマ。算数や数学が苦手な方でもついつい引き込まれて考え込むこと請け合い。もちろん普通のコミックとして読んでも、極上の謎解きコメディーに仕上がってます。

感想・レビュー・書評

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  • 数学を江戸時代の和算に置き換え、楽しく読めるコミック。もっとこんなコミックを見たい

  • 平成30年3月の特集「数学っておもしろい!」

  • 毛色のちがったマンガで面白そうだなーと。
    が、ネームが多くて読むのに時間がかかる(汗)。
    しかも律ちゃん以外の人物の見分けがつかんっ。
    時間と心の余裕のあるときにゆっくり読み直そ。

  • 「和算」という言葉に弱いのでつい読んでしまった。
    歴史もの漫画にありがちな設定なんだけれど、算術で謎解きをする話が上手に盛り込んである。
    1巻だからか、まだちょっと絵がヘタかな?時々顔のパーツが歪んでる。

    古い熟語にカタカナの振り仮名を直接当てるのはやめて欲しい。カッコ書きにするか、脚注にしないと変な覚え方をしてしまう。

  • なんか風味の違うマンガねー

  • タイトルに惹かれて購入。
    内容としては探偵物といってもいいかもしれない。毎回算数に絡んだ騒動、事件が起こり、それを算数の得意な小娘と腕利きの同心が解決して行く。

    タイトルの「少女」は、美少女というわけではなく、まさに「小娘」。まだ恋にも縁遠い?
    同心に対する町民の評価が、「あのすっ転び方…円熟の技だねえ。」「旦那の「まあまあ」は絶品だ。」
    信頼高いよ。絶品の「まあまあ」を繰り出せる人になりたい。

  • うーん、これは・・・好き嫌いっつーよりは、好きor苦手で意見が分かれそうな漫画
    数学の定理が絡む推理劇って内容なので、理系向きだと思われがちだが、逆に台詞を深く読み込んで内容をいかに、どれだけ深く理解できるか、が重要になってくると思われるので、どちらかと言えば、読解力を備えている人向き
    もっとも、中学・高校の授業で割りと使う定理をある程度まで覚えていれば、普通にサクサク読み進められるので、大した問題はない・・・難問ばかりが登場するわけだが
    画そのものが少し粗いのだが、逆に人間のドロドロとした業が濃く描かれており、読み手をドップリ引き摺り込んでくる
    私が一番に好きな話は、第二話の『干支病み』

  • 「和算」の文字に惹かれて衝動買い。
    和算あり、謎解きありでとても面白かった。

  • 父の残した遺題を追って、和算に取り組む江戸時代の少女の話。

    天地明察のおこぼれを狙ったあたりか、
    おもしろく無いわけでもないが、読み進めるとだんだん面倒くさくなる。
    算術としてはさすがに現代のほうが優れているもので、
    お話の中の最高の頭脳が、私の知っている公式に至っていなかったりする。

    そのような状況で、与えられたものをいかに使うか、が読ませどころだとは思うのだが、初歩数学を使っただけの謎解きに終始してしまっているようなところが、もう一つ。

    あと、毎度のお約束めいたところも、連載で雑誌の中に入っている時には悪く無いと思うのだが、単行本でまとめて読むと、くどさが目に付く。
    連載作品ならではの、ドライブがかかってくると面白くなるかもしれないが、当面は難しそう。

  • 算数チーム必見!!これはすばらしい。算数の世界の新しい見方が学べます!

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