あずみ: 血化粧 (20) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 103
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091850607

作品紹介・あらすじ

▼第1話/夢と望み▼第2話/特別な人▼第3話/仲間の救出▼第4話/動き出す刻▼第5話/鼓動▼第6話/蜂起▼第7話/血化粧
●主な登場人物/あずみ(精鋭の刺客として純粋培養された少女)、飛猿(井上勘兵衛に仕えていた忍者。現在は天海に保護され、あずみとともに密命を帯びる)、南海坊天海(亡き家康のブレーン。あずみを保護し、新たな使命を授ける)、小西静音(雪国の領民の教祖的存在。その正体は不明)
●あらすじ /殺戮集団・羅刹鴉の不意打ちをかろうじて凌いだあずみだったが、なぜか彼らの中に初めて経験するほどの恐怖を感じる。その後、あずみは静音の話から、俊次郎が金山と製鉄を根幹に理想の国家を興そうとしていることを知る。だが、それは……!?(第2話)。▼この巻の特徴/飛猿と共に、玄斎たちに捕われていたはつねたちを救出したあずみ。だが、逃走途中でうつぼが殺され、また、はつねとかがりは麻薬中毒にかかっていることが判明する。彼らに麻薬を提供したのが、他ならぬ俊次郎だと知ったあずみは……。
●その他の登場人物/真弓俊次郎(あずみとは旧知の若侍。倉石左近により斬られたが、天海に救われる。あずみに一途な思いを寄せている)、はつね、うつぼ、かがり(天海からの密名を受け、雪国の領地の秘密を守る剣士。あずみの新しい仲間だが……?)、がっち(領内の子供。あずみの家に泥棒に入ったことから、あずみと友達に)、寺沢玄斎(領内で反乱を企てる居候侍の指導者。戦乱を欲している)、羅刹鴉(血に飢えた殺戮集団。玄斎の招きにより、領国にやってきた)

感想・レビュー・書評

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  • いくら閉鎖していても、この領土内だけの流通では豊かにならないはず…。
    俊次郎しつこい(笑)
    もう少ししたら、根本の謎が解けてくるのかな。ここでこういうことが行われ、裏に誰がいるのか。静音は何者?、あずみが寒気を感じた人物とは?

  • ビッグコミックス

  • 連載期間14年にも及んだ小山先生の大作。物語をどう終わらせるのかずっと気がかりだったけれども、第1部を終え、舞台を幕末に代えてしまったのに震えた。個人的には静音・忠音が出てくる雪国編あたりまでが何度も読み返したのでよく覚えている。登場してすぐ自爆した飛猿が、その後こんなに主要人物になるとは思わなかった。

    それにしても、小山先生の描く人物は、悪人と善人の顔の描きかたの違いが凄まじい(意識的にそうしている、と「お~い竜馬!」連載後の武田鉄矢との対談で言っていた)。

  • 城を奪い取った元斎らの浪人軍は、領民を扇動して城侍たちとの対立構図をつくりあげた。あずみは領民が「神の子」と慕う静音と話しながら、国の現状を聞き出す。あずみは役目たる大きな戦の発生を防止できるのか?

    この巻ラストで俊次郎の本心がわかります。

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