おもいでだま (2) (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
- 小学館 (2013年3月29日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091851406
作品紹介・あらすじ
僕たちは、「記憶」で作られている――
ネガティブな記憶をすべて取り除いたら、
人は完璧に近づくのだろうか?
「メモリーセーブキャンディー」
…通称「MSC」と呼ばれるキャンディーのようなメディア。
お値段、一つ10万円。
トラウマになった記憶を取り出したり、大事な想い出を保存できるこのサービスを取り扱うMSC社のミオの元に、今日も新しい顧客が尋ねてくる。
オカマのおじいさんに、平凡な女の子の日常を覗き見させる道具として。
恋人に自殺された記憶に囚われる息子を救う手段として。
様々な客が訪れる中、何度も記憶を取り出してきたミオ自身にもある変化が訪れる――
”想い出”に囚われ、”想い出”に生かされるすべての人へ捧ぐ、
リリカルSF第二集!
【編集担当からのおすすめ情報】
お待たせしました!
スピリッツ発の期待の新星・荒井ママレ氏の『おもいでだま』
超待望の第2集がようやく登場です!
今集には、雑誌掲載時に反響が相次いだ「第9話 いとしのエリー」も収録!
平凡過ぎる女の子と、隠居したオカマのおじいさん。
記憶を取り出して与える、という契約を結んだ、二人の奇妙な交流の行方は…?
ラストは感涙必至です!!
また、1集で記憶を取り出しまくっていることが明らかになった主人公・ミオにも大きな変化が。
動き出す物語、胸に響くエピソード…
是非ご一読ください!!
感想・レビュー・書評
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記憶交換ごっこ
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今回は記憶を取り出すことではなく、記憶を得ることが注目された巻だと思いました。
記憶をみて分かることの幸せと不幸。他人の記憶は結局知識を得るだけということが示された話でスタートした2巻ですが、9話いとしのエリーでは知ることで分かる思いも描かれていました。そのあとの話でも分かるように、MSCは客観的に自分をみれるクスリでもあります。他人の目から見る自分の笑顔や頑張る姿というものを一度でもいいから体験してみたいな。他人に自分がどう映るか、気にすることだけど、真の意味で永遠に生では感じ取れないことですからねぇ。
失われることで下ろせる荷物もあれば、得ることで背中を押してくれる力にもなってくれる。そうした作用のあるMSCがこの先もどう扱われるか。もっと色んなシチュエーションをみてみないと気が済まないですね。今回買い忘れてたから次巻は気をつけねば。 -
2巻では、思い出を切り取ることで絶望を消し去るケースや記憶の売買のことが描かれている。なかでも、「いとしのエリー」は名作。なんとなく展開が読めるものの、丁寧に描かれているため、感動をそそる。巻末のお話が、MSCの会社がきちんと出来上がる前のことを描いているので、3巻での動きが更に気になる。