花もて語れ 8 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
- 小学館 (2013年5月30日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (203ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091853011
作品紹介・あらすじ
宮沢賢治編、完結巻!!
ついに朗読会の舞台に立ったハナ。
満里子の朗読を聴き、
その想いを受け止めたハナが、
渾身の力で『注文の多い料理店』に挑む。
賢治の夢想、作品の深奥、
満里子との友情、スランプとの闘い。
そのすべてでほとばしる、ハナの情熱。
『花もて語れ』第二部完結の第8集!
【編集担当からのおすすめ情報】
『花もて語れ』は1~4集が第一部。
そして5~8集が第二部。
その第二部が完結する第8集は、一冊丸ごと、ハナの朗読で、雫石旅行編から続く大作エピソードの完結巻です。
作者入魂、圧倒的な熱を放つ、ものすごく濃厚な一冊となっています。
ところで『注文の多い料理店』と言えば国民的な童話ですが、この巻に収録された、その朗読的な解読は驚異的なレベル!
宮沢賢治論としてお読みいただいても、あるいは、昔読んだあの童話は、本気で解読するとどんな作品なのか?
という興味で、この一冊だけ手にとっていただいても、十分に読み応えがあること、請け合いです。
感想・レビュー・書評
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『注文の多い料理店』の、鬼気迫る朗読。
第二部完結編! -
13巻でまとめてレビュー。
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ハナと満里子の関係は、どうなるのか
注文の多い料理店
いよいよ佳境です -
ラストと次巻予告これなんて百合漫画?作者さんの思う「友情」ってどんなものなのかなあ。
第二部はプラトニックラブっぷりが予想以上に強調されて消化不良な感じ。朗読の勢いも小さくなったかな、もはや軽く文学部の作品解釈レポート。次巻からどう展開させるのか気になります。 -
だらだらうじうじした恋愛ネタ話が続きましたが、この決着には納得。とはいえ長かった…
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本体表紙:おまけ漫画「アカネ、本番10分前の巻」
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想いを直さない戦いを続ける宮沢賢治。その想いを自分の願いに乗せて朗読するハナが描かれる第二部完結8巻。
自分の氷を砕くのは自分。自分を見失い、迷いに迷ったハナ。それでも自分の心に込めた思いで固まってしまった現実を溶かす強さを今回見せてくれました。自分が見て聞いて、満里子から受け取った思いを、両親に置いてかれてしまった過去もすべて直さず、朗読に乗せて伝える。今回の友情の話はとても宮沢賢治の姿勢にマッチしておりとても良い物語でした。自分の中で失敗を勝手に美化してしまったり、都合の良いものに変えてしまうずるさを僕も多用してはいけないと思いました。戦い続けるのは辛いけど、踏みとどまる強さも備えないといけないですよねぇ。
ステップ4の重要性。朗読のステップ4「間」ですが、これは普段の会話でもとても重要視されるものです。自分は空気を読むのが苦手なほうで、自分が入って崩すよりは黙っていたほうがと思ってしまいガチなんですが、それだと今回のハナのように自らの話に惹きこむ間を作るということすらも苦手になってしまいます。「間」は朗読のように視点の変換や感情の切り返しなど相手に伝えるための技術です。自分が相手に伝えるためにはどうすればいいか、これも戦い続けないといけないことなんですかね。だけど、たまにはそういうの関係なく休憩するために友達が必要なんでしょう。花もて語れは様々な面が繋がっているのが良いところです。
週刊に移り長かった第二部も終わり、次はどんな話でくるんでしょうか。今回は特にハナの中のわだかまりがあったぶん熱量激しかったですが、次回はしっとりした展開でくるのかな。どんな展開でも期待して待ちたいですな。 -
うーん、やはり週刊連載になってから面白くなくなりました。
もっと腰を据えてじっくり描いてほしい作品です。
前から思ってましたが、各話のオーバーラップがひどいです。
連載だと「前回のおさらい」みたいな感じになると思いますが、
単行本で読むと三歩進んで二歩下がる感じでイライラします。