- Amazon.co.jp ・マンガ (217ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091860033
感想・レビュー・書評
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すばるの初舞台はやはり嵐を呼んだ!?
そこへ新たな天才少女・春原多香子登場!N Yでバレエを習った彼女は、日本のストイックなバレエの枠に収まらないすばるの本質を見抜き、ローザンヌ国際バレエコンクールに誘う。それを知った真奈ちゃんがまた燃える!
すばるの才能が、同じく常軌を逸した才能の持ち主を引き寄せているようです。ストリートダンサーTA KUもすばるの理解者ですね。 -
1〜3読了
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九重君の本 読了
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舞台は演出家が作るものか、それとも演技者が作るものか?
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現実で活躍するダンサーにも通じる言葉が所々にでてくる。
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初舞台が始まる。
たったひとりで進化していってしまう昴を前に振り付け師の熊沢はお前はいつかひとりっきりになってしまうと懸念した。
あるとき自分の踊りを見て子どもが泣き出してしまう。
もともと弟を元気づけるために踊りを始めたのだからショックを受け、踊りをやめようとすら考える。
昴は公園で楽しそうに踊るヒップホップ系のダンサーたちと出会う。
ライバルのタカコが本格的に絡んできはじめる。
彼女のアドバイスで昴はローザンヌに出ようと考える。
でも彼女にはコンクールやらバレエ学校やらは合わないだろう。
彼女のようなタイプは、いつも今いる場所ではない場所をめざしてしまい、型からはみ出ようとするだろう。
特に彼女はスピードが速すぎる。
曽田さんはいつも速すぎる者を描く。
いくらか狂気じみたほどの速さを。
その恐ろしさを。
(2006年07月08日読了) -
行き過ぎた才能、早すぎる成長がすばるの前に立ちはだかってくる、そんな予感がかもし出される巻です。
才能に富んでいることが、こんなにも深刻な問題、ダンサーとしての危機に繋がるなんて!
「バレエには自由はない。手が1cmずれたとか、足の甲が伸びてないとか。もう、気がヘンになりそうなこと、しょっちゅうあるよ。でも、本当にギリギリの、針の穴を通すような踊りができたとき、背筋がふるえるような感じがするの……!!バレエはほとんど楽しくない。でも、楽しいとか楽しくないのむこう…… 1cmとか1mmの、逃げ出したくなるような針の穴のむこうに、何かがあるの。死んじゃうくらい気持ちいいことが…………!!」 すばるカッコイイッッ
「白鳥の湖」の群舞で初舞台を踏み
プロのバレエダンサーになる決意をしたすばる、
世界への登竜門・ローザンヌ国際バレエコンクールを目指し、
猛特訓を始める…。
成長著しい彼女は、その一方で
ダンサーとして大切なものを失いかける。
が、ストリートダンサーたちとの出会いで
全く新しい感動を見いだす…。
人々を魅了し恐怖させる伝説の舞姫は、
今、世界への一歩を着実に踏み出した―――!!!
11巻まで一気読み! -
(2008年5月1日読了)
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初めてのプロの舞台の上での群舞。その中で昴はさらに一歩進んで行き、自分にはダンスしかないと決意を固める。
新たに出会ったタカコから「ローザンヌ国際コンクール」について教えてもらい、ダンスで生きていくためにそれを目指すことにした矢先、ダンサーとして大切な物を失いかけていることに気付かされ、一度はバレエから離れてしまう。
そこでストリートダンスと出会い、初めての仲間を得て楽しみを取り戻す。
このストリートのシーンとかもまたすごかった!リズムが聞こえるような、周りの熱狂とかもすごく伝わる!
何よりこの3巻は表紙の昴の表情がなんともたまりません…バレエしかない、って言う感じで、それ以外は希薄な存在みたいで。
巻末の方ではいよいよ「世界」に向けたスタートが!どの世界も、頂点に立つような表現のプロって、こういう考えなのかな、と思わされたり。
目が離せない!!!!