太陽の黙示録 (5) (ビッグコミックス)

  • 小学館
3.30
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本棚登録 : 176
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091870353

作品紹介・あらすじ

▼第31話/15年目の贈り物▼第32話/宗方操の未来▼第33話/崩壊せしもの▼第34話/地の叫び▼第35話/二人の王▼第36話/政治家の気概▼第37話/ロックウェル・プラン●主な登場人物/柳舷一郎(政界の名門・柳家の跡取り。震災時に消息を絶ち、台湾人の義父母に育てられる。台湾名・舷[シャン])、宗方操(経営難の町工場に生まれ、借金に苦しむ家のために、高校生活を捨てて夜逃げを決意していた)、夏木恵理(操に想いを寄せる同級生。お嬢様だが芯の強い性格)、柳拓磨(日本最大保守・民自党の幹事長で、政府を陰で舵取りした傑物。舷一郎の祖父)●あらすじ/2017年、特別行政区・旧東京。今は水没したこの街で、15年前に恋人からもらうはずだったプレゼントを探す男がいた。その名は宗方操。2002年8月、高校生だった操は、倒産寸前の父親の工場を支えるためアルバイトに明け暮れていた。だが、サラ金の取り立ては厳しさを増し、操は、学校も、恋人の夏木恵理も捨てて逃げる決意をする…(第31話)。●本巻の特徴/後に南日本の行政長官主席補佐を務める男・宗方操。彼は、如何にして権力への階段をのぼったのか!? そして、舷一郎との出会いは…!?●その他の登場人物/石倉慎介(内閣総理大臣。拓磨の盟友)、夏木惇史(内閣総理大臣・政務担当秘書官。恵理の兄)、エドワード・ロックウェル(南日本の傀儡政権化を目論む米国の特別省庁「日本復興支援機構」副長官)

感想・レビュー・書評

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  • 52.00
    太陽の黙示録 第1部 群雄編 全巻(1-17巻)
    太陽の黙示録 第2部 建国編 全巻(1-9巻)
    完結しています。

  • 新章「日本編」開始!2002年8月10日、経営難の町工場を営む父と幼い妹を持つ宗方操は、借金から逃れるために夜逃げを決意する。しかし、恋人である夏木恵理からの呼び出しがどうしても気になり、待ち合わせ場所の渋谷に赴く。そこで大震災に遭遇、恵理と共に行方不明となった家族を捜すため、西へと向かうが…。(Amazon紹介より)

  • 日本を変える男となるのか。
    第二の主人公、登場。

    :)

  • 売る前準備として登録→売りました

  •  もう一人の主役になるはずの人物の物語。時間も15年前に戻る。より現実的で、すっきりとしない要素が多くなっている。政治の話は、やっぱりきな臭いね。「沈黙の艦隊」の初期に近いアメリカ観が、なんとなく類型的で気持ちが悪い。
     
     占いの話から、いきなり物語が「サーガ」的な印象を醸し出してきて、それもどうかなと思う。ただ、二人の主役のぶつかり合いはものすごい迫力になりそうな気がして、そこを見るまでは読み続けることになりそう。

  • もう一人の主人公登場。地震発生からの政治的動きも明らかに。意外とサバサバ進んだような。

  • 図書館の本

    初めて操が登場した。
    あの震災の前からの苦労人の高校生が家族を捜しながら生きていく。
    非常時下だからこそ高校生が高校生だけで生きていけたんだと思う。
    15年間水につかっても動き続けている時計ってすごいな。

  • これは2回目読んでいるわけですが。(ジパングをこの前読み終えたら、読みたくなって)

    もし日本が首都機能を失ったら?中国やアメリカに統治されることになったら?海外に行って生き延びていくことになったら?色々考えさせてくれそうです。
    怒涛の展開なので、一気読みしたい。
    台湾の屋台の肉麺がおいしそうです。

  • こんどは、日本国内の話になっていくのかな。
    2人が対立する運命にあるということは、世界中でおこっている日本人キャンプの暴動の裏には、この人がいるのかな。

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著者プロフィール

1948年、広島県尾道市生まれ。本名は川口開治。明治大学で漫画研究会に在籍、在学中の1968年「ヤングコミック」掲載の「夜が明けたら」で漫画家デビュー。卒業後は本格的に劇画作品を執筆、竹中労とのコンビでは本作のほか、「博徒ブーゲンビリア」などを描く。「ハード&ルーズ」で人気を得、87年「アクター」、90年「沈黙の艦隊」、2002年「ジパング」で講談社漫画賞を3回受賞、2006年には「太陽の黙示録」で小学館漫画賞と文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受けるなど、五十年余にわたって第一線で活躍する。他の代表作に「イーグル」「僕はビートルズ」「空母いぶき」など。

「2023年 『黒旗水滸伝 大正地獄篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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