神軍のカデット (1) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
3.82
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本棚登録 : 120
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091876652

作品紹介・あらすじ

二月二十六日、帝都の空に黒龍が舞う!

雪の舞う帝都東京、昭和十一年二月二十六日。

青年将校およそ千五百名がクーデターを起こす。
首謀者は“黒龍様の神託者”と呼ばれる男・橘 英治。

その橘を止める任務に就いたのは
大狼の眷属を従えた特技兵・有賀 仁少尉。

橘と有賀、
帝都の命運を握る二人の出会いは
十一年前の陸軍幼年学校時代に遡る!

========

まだ年端もいかぬ将校生徒(カデット)たちと
陸軍大臣ら陸軍上層部の思惑。

そして世界戦争を支配するほどの
力を持つ“眷属”の存在。

勇敢で臆病で、軟弱で気高く。
みずみずしき将校生徒が躍動する!

二・二六事件を幻想解釈した
うつくしき軍国ダークファンタジー開幕!!

【編集担当からのおすすめ情報】
息が止まるほどの美しき絵力。
燦然と輝く将校生徒たちのまばゆさ。

軍国化の進む、とてつもない政局に翻弄されながらも、
精いっぱい葛藤し、答えを探しだそうとあがく
少年たちのキラメキを愛でてやってください!

感想・レビュー・書評

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  • 絵はきれいなんだけど、冒頭にエンディング(未来)を持ってきてそこへ至る道筋を描く形式がちょっと私の趣味じゃなかった。その未来がまたツラく、非業の死を連想せざるを得ないのでちょっと読み続けられないかなぁ……。ファンタジーの匂わせ方や、導入の仕方もやや雑なのでテンポもよくない。

  • 二・二六事件を幻想解釈したというダークファンタジー。昔設定のファンタジー、面白そう!

  • 表紙買いしたんだけどコレ凄いぞ…面白いぞ…。

    舞台は帝都・東京。メインの登場人物になるのは1巻の段階では陸軍幼年学校の生徒達。
    神の眷属を操れる血筋を日本軍が秘密裏に隔離・利用しようとしている?
    2.26事件の背後にはそんな能力者の暗躍があった…みたいな歴史ファンタジー。

    帝都大戦とか好きだった世代には刺さりまくる設定だと思います。

  • 最初理解できず。でもそのまま最後まで読んで、1話に戻って納得。眷属とか中二的なの嫌いじゃないです(笑) カデットってなんじゃろ?と思ってググったら「軍隊の士官候補生」とのこと。この陸軍幼年学校で学ぶ生徒たちのことなのね。神軍ってのは眷属絡みだからかな?

  • 2巻が楽しみです。
    成長有賀くんがえらいツボでした…

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著者プロフィール

神奈川県出身。
2014年、『不忠の春』(小学館)でデビュー。
代表作に『神軍のカデット』『保健室のおたくおねえさんは好きですか?』(小学館)、『月光社ボーレイ奇譚』(秋田書店)など。
現在、「月刊プリンセス」(秋田書店)で『陰陽師・安倍晴明』を連載中。

「2021年 『口紅 美しき軍医の一生(2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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