Happy! 〔完全版〕 (9) (ビッグコミックススペシャル)

  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091877499

作品紹介・あらすじ

▼第134話/祝? USオープン開幕!!▼第135話/イヤな予感?▼第136話/ギャフンといわせろ!!▼第137話/あいつはなあ!!▼第138話/イヤンバカン!?▼第139話/約束▼第140話/走れ!! ジョン・トラボルタ▼第141話/新しい人生▼第142話/元気の電話▼第143話/因縁、再燃!!▼第144話/大事なこと▼第145話/名言VS暴言▼第146話/見える!!▼第147話/なんて言った?▼第148話/タイブレークの末に……▼第149話/楽しいねー!!●主な登場人物/海野幸(両親に先立たれ、3人の弟妹を育てる健気な娘。2億5千万円の借金を返すためプロテニス選手の道へ)、竜ヶ崎蝶子(竜ヶ崎財閥の令嬢。実力も兼ね備えたテニス界のアイドル。だが、その本性は…)、鳳圭一郎(鳳財閥の跡取り息子。幸の初恋の相手)、桜田純二(「ビッグバンファイナンス」営業主任。幸の借金取り立て担当)、サンダー牛山(幸のコーチ。飲んだくれで手クセも悪い)●あらすじ/USオープン本選1回戦、幸VSクロフォード。その試合会場に、幸を付け狙う鰐淵がまたも現れた! 鰐淵から「日本に帰れ」と命じられた桜田だが、苦戦中の幸をなんとか見届けようと場外のTVモニターめがけて走る途中、一人の日本人女性に激突。その女性こそ「幸のファンクラブ会長」を名乗るタマヨだったが、桜田はタマヨから蝶子のとんでもない一面を聞かされて…(第135話)。●本巻の特徴/1、2回戦をなんとか勝ち上がった幸だが、次の相手はあのウェンディ・パーマー!! 一度破ってはいるものの、この日は全くの別人。「女王ニコリッチの引退後は、間違いなくウェンディの時代だ」と、コーチのアランも太鼓判を押す成長を見せ、一方的な試合を展開していく。正式なコーチでないサンダーも会場から追い出され、孤立無援になった幸は…?●その他の登場人物/サブリナ・ニコリッチ(女子テニス界に君臨する女王。1年後の引退を表明する)、ウェンディ・パーマー(ニコリッチの引退後、時代を築くと注目される選手)、アラン・キャリントン(ウェンディのコーチ。少年時代、サンダーに大恥をかかされた過去を持つ)、鰐淵京平(桜田の親会社の社長。欲しい物はすべて金で手に入れる主義)、賀来菊子(鳳テニスクラブ専属の選手。幸の理解者)

感想・レビュー・書評

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  • ようやく幸にもファンができました。

  • これでもか!というくらいに降りかかる海野幸に対する不幸の数々に、正直僕はついていけません。蝶子の悪女っぷりにもついていけません。その他の登場人物も、どちらかというとアクが強すぎ…。

    本書を読み返すにつけ、僕はいかに『YAWARA!』の登場人物の微妙な関係(もちろんライバル関係含む)が物語を完璧に作り上げていたかを思うわけです。どうひっくり返っても『YAWARA!』を超えられない作品、それが僕の『HAPPY!』の位置づけです。ただ、後半の鳳先輩の自立に向けた奮闘記は格好良いです(同じ顔だけれども、風祭より数倍芯がありますよね)。

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