魔女 (2) (IKKI COMICS)

著者 :
  • 小学館
3.94
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本棚登録 : 920
感想 : 79
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091884626

作品紹介・あらすじ

▼第3話/PETRA GENITALIX▼第4話/うたぬすびと▼ビーチ●あらすじ/宇宙空間を遊泳していた宇宙飛行士・カッセルは、小さな石との衝突事故を起こしてしまう。その一年前…街を外れた山間の家で、少女・アリシアは「大いなる魔女」と呼ばれるミラの家族となり、自然の中で生活を始める。ある日、ふたりは林の中で“ペトラ(=石)”という木々のささやきを、薪の中から“オガム(=生命)”の文字を感じ取り…(第3話)。●本巻の特徴/宇宙から持ち帰った“石”をめぐる物語「PETRA GENITALIX(ペトラ・ゲニタリクス)」と、南へ向かう船に乗った女子高生・ひなたが不思議な女性・千足に出会う「うたぬすびと」を収録した連作魔女奇譚・第2集。

感想・レビュー・書評

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  • これも怖かったっす。絵も素敵です。

  • 分かりやすい方なのではないでしょうか。

    世界観がすてき

  • 「チェンソーマン」の世界観って、
    完全に五十嵐大介の世界観を模してたんだな。。
    おなじジャンプの呪術廻戦の場合は、
    影響元が「ハンターハンター」とか
    「幽遊白書」っていう有名すぎる作品だから
    ネットで見つかって叩かれまくってるけど、
    藤本タツキも大概同じようなことしてた…笑
    ミラの立ち位置、めちゃくちゃマキマ。

    なんか最近のヒット漫画家たちって
    パクリ方がそのまま過ぎて若干萎えますが、
    今回の場合はキッカケとして
    五十嵐さんの【魔女】を知れたので
    その点は良かったです。
    世界観があまりにも強烈で
    唯一無二なので、パクりたくなる気持ちも
    わからんくも無いですが。。

  • “魔女”は考えないの。
    魔女は、ただ知っているのよ。
    自分自身のするべきことをね。

    好きだなー、この作品

    古今東西、魔女から呪術師の物語を描いたファンタジー

    モノクロだけど全ページに色がついていて、生き物たちの息吹が聞こえてきそう
    五十嵐先生の描く女の子はグリグリっとした大粒の瞳で、妖艶な魔女そのもの

    “ただ知ってる”魔女に会いたい

  • 想像力の氾濫。いのちの散乱。

    著者の「はなしっぱなし」とこの「魔女」をよんだけど、彼の作品は漫画でしか描けない、特別なお話。特にこの「魔女」は果てのない大きな包容力に支えられた世界の中で過去、現在、未来という時の流れが一つの軸になっている。読み終わったら、ほんの少しポジティブになれる作品。

    一見、グロテスクと感じる絵もあるけど、それも作者のイメージの豊かさにこちらが圧倒されて抱く一時的な拒否反応かもしれない。

  •  2004年文化庁メディア芸術祭優秀賞受賞作。評価の高さは耳にしていたものの、私は初読。

     現代に生きる魔女の末裔たちをヒロインに据えた連作である。トルコ、アマゾンの熱帯雨林、北欧の山間部、日本の離島を舞台に、それぞれ色合いの異なる魔女の物語がくり広げられる。

     こちらは諸星大二郎風の物語だが、諸星よりはるかに絵がうまい。フランスのバンド・デシネを思わせる完成度の高い絵。それでいて、バンド・デシネの欠点である動きの乏しさはまぬかれている。

     個人的には、『海獣の子供』よりも『はなしっぱなし』と『魔女』のほうが好きだ。

  • 蜀崎ェュ縲ゅΑ繝ゥ縺ィ繧「繝ェ繧キ繧「縺ョ隧ア縺悟・ス縺阪☆縺弱※窶ヲ縲

  • 読み終わって特に感想が無いって言うか、内容をまったく覚えていないって言うある意味凄い漫画。例えれば笑っていいともを見た次の日に内容を思いだせないあの感じ。(ある意味褒め言葉)

  • ふしぎな世界。

  • 魔女。
    それは科学が理解できないことを知っている女性。
    彼女は自然のすべてを知っている。

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著者プロフィール

五十嵐 大介(いがらし・だいすけ)
1969年生まれ。マンガ家。2004 年『魔女』(小学館)にて文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞。2009 年『海獣の子供』(小学館)にて第38回日本漫画家協会賞優秀賞および第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞。同作は 2019年にSTUDIO 4℃制作によるアニメーション映画も公開され好評を博した。その他画集に『海獣とタマシイ』(小学館)、絵本に『人魚のうたがきこえる』(イースト・プレス)などがある。

「2020年 『バスザウルス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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