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- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091886026
感想・レビュー・書評
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久しぶりにジャケ買い。もどかしい、夢に飛びついたりすがったり突き放したり、現実もなかなかうまくいかなくて本当みてて鬱しくなる。
ただそれでも主人公であるさくらの乗り越えたいなにかの答えはすごい気になる。1巻では内定で終わりだがここから展開がどう転がるのか、この先が楽しみです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
内容自体は悪くないと思うが、絵が少し苦手。
先発のモラトリアムちっくな作品等を意識してか背景はかなり描き込まれている、反面人物の描写はラフ。
この主人公の生き方を自分と重ねて、感情移入できる部分はある。
ヴィレバンっぽい店で立ち読みして涙したり、この主人公の作品がいかにもといった方向性なのには少し辟易するけれども。
自分と重なると前述したが、自分も傍からはこんなモラトリアムを抜け切らない大きな子供のように見えていたのだろうかと思うと軽く戦慄をおぼえた。
(もちろん当人は苦悩しているのだが)
で、この主人公が「自分、自分」で結局周囲を省みることができない。
作品自体が私小説っぽい描かれ方をしているから、余計にそう感じた。
ただ、そういう痛々しいところがこの作品の魅力なのだろうとは思う。