- Amazon.co.jp ・マンガ (354ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091886934
作品紹介・あらすじ
混沌の物語…完結!これが…ドロヘドロ!
「全ての魔法使いに死を。」
ホールにて残虐の限りを尽くす、ラスボス・ホールくん。
その暴挙を止める為、ホールくんに戦いを挑んだニカイドウは、
あえなく敗れてしまう。
その敵を討つ為に、ニカイドウ(生首)を取り戻すために、
立ち上がったカイマンは、元悪魔たちの力によりなんと魔法使いに!
カイマンの魔法って一体どんな!?
最終決戦の行方は!?
人間と魔法使いの未来は…!
あと、ホールくんの体内に残された煙ファミリーの運命は!?
全ての問いに答えが出る、最終巻!!
【編集担当からのおすすめ情報】
IKKI→ヒバナ→ゲッサンと引き継がれ、18年間に及ぶ連載についに幕を下ろした『ドロヘドロ』!!人間と魔法使いの長きに渡る因縁がついに決着…!!
…というシリアスパートもありつつも、主要キャラ総出演の賑やか最終回も必見です。名残惜しきドロヘドロワールド…最後までお楽しみください!
感想・レビュー・書評
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世界観、絵、各キャラクターそれぞれが大好きでした。最初は煙のキノコ魔法の凄さがわかりませんでしたが、最後の方では大活躍でしたね。
終わってしまって残念ですが、先生の次回作に期待です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
うぉ~~~~~~~名作!!!! ついに完結!!!! このおもしろさを上手く言葉にする術をもたないのですが、読んでいる間ずっととにかく楽しかったし充実していた。まさに具のみっちり詰まったギョーザのような……。他のことを何も考えずに夢中になれる漫画でした。ありがとう。家宝にします。
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混沌とした物語だったけどとにかく脳にダイレクトにうまみ成分ぶっこんでくるみたいな漫画でした。ワニ顔男・カイマンのアイデンティティをめぐる一代記なのですが、これはみんなの物語でもあったんですよね。ニカイドウは時間を操る魔法のせいで自分自身に実在感がもてないキャラクターであることが明かされ、二人は互いを肯定しあう。煙ファミリーも十字目も悪魔も、みんながそれぞれの魅力で大暴れするさまがとにかく楽しい。物語がすべての人物を肯定する、混沌を包み込む……それが……ドロヘドロ! -
ダークファンタジーを背景に、あくまで悪魔的な殺生や残虐性からブレない、差別は描かれているが、人間と魔法使いと言う属性間のものに終始し、女性性が一方的に蹂躙される描写が一切ない。これだけでも稀有な漫画である。それがカイマンとニカイドウの友情で終結している。あとがきを読むと、作者は19巻で完結させる予定だったそうだが、きっと、作者が読み返した時、ニカイドウとカイマンの物語を完結させてやりたい、不変の友情を描きたいと思ったんじゃないだろうか。3日で23巻読み終えたが、間違いないすぐにでも1巻目から読み返したくなる作品だ。とにかく、面白い。その一言に尽きる!!
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心(魔法使いと人間のハーフ)の幼少期の行動(魔法使いとして覚醒するために自分の両腕を切り落として腕の付け根あたりにある血管を探り当てた描写。その血管を指先に向けることで魔法使いの黒い粉を増幅して排出できるようになる。)に、利益のためには手段を問わない合理性を感じて痺れた。モノをバラバラにできる魔法を使えることも相まって魅力的なキャラクターに仕上がっていた。
恵比寿が記憶を取り戻して実家に帰省するが、実家は魔法使いに乗っ取られていた。その魔法使いのデザイン性(顔がチューブ容器。黒いシャツとダボついたズボンを着用。そこから顔面だけが浮き出る。おでこから排出されるディスクリーダーのようなものの何かに他人のモノを入れるとチューブの排出口から複製人間を生成できる。)が好みだった。
カイマンにはあらゆる首があり、それが入れ替わることで様々なキャラクターになり変わっていた。魔法使いと人間同士のバトルだけでなく、誰れが誰なのかというミステリーの要素もあって楽しめた。ラスボス・ホールくん(魔法使いに殺された人間たちの怨念がドロドロとヘドロ化したもの。)で二階堂とカイマンの友情の証である餃子が、カイマンが魔法使いとなった時の補助役として機能していて面白かった。
大葉餃子を食べてみたい。 -
1巻から通しで読んだ。おもろ過ぎる