ドロヘドロ (23) (BIC COMICS IKKI)

著者 :
  • 小学館
4.55
  • (52)
  • (19)
  • (5)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 358
感想 : 31
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (354ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091886934

作品紹介・あらすじ

混沌の物語…完結!これが…ドロヘドロ!

「全ての魔法使いに死を。」
ホールにて残虐の限りを尽くす、ラスボス・ホールくん。
その暴挙を止める為、ホールくんに戦いを挑んだニカイドウは、
あえなく敗れてしまう。

その敵を討つ為に、ニカイドウ(生首)を取り戻すために、
立ち上がったカイマンは、元悪魔たちの力によりなんと魔法使いに!

カイマンの魔法って一体どんな!?

最終決戦の行方は!?

人間と魔法使いの未来は…!

あと、ホールくんの体内に残された煙ファミリーの運命は!?

全ての問いに答えが出る、最終巻!!





【編集担当からのおすすめ情報】
IKKI→ヒバナ→ゲッサンと引き継がれ、18年間に及ぶ連載についに幕を下ろした『ドロヘドロ』!!人間と魔法使いの長きに渡る因縁がついに決着…!!
…というシリアスパートもありつつも、主要キャラ総出演の賑やか最終回も必見です。名残惜しきドロヘドロワールド…最後までお楽しみください!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 世界観、絵、各キャラクターそれぞれが大好きでした。最初は煙のキノコ魔法の凄さがわかりませんでしたが、最後の方では大活躍でしたね。
    終わってしまって残念ですが、先生の次回作に期待です。

  • 23巻、ありがとうとしか言えない…

    18年の歴史に幕を下ろした素晴らしい1冊。
    私自身はドロヘドロに出会ったのはたった1年前だったけど、ハラハラドキドキしながら気になっていた結末をついに見ることが出来て感動しています。

    あんなに沢山あった伏線たちがきれいに解決されていてすっきり。23巻を読んだ後に1巻から読み直すと更に楽しめますよ…!

    ドロヘドロはギャグとシリアスのバランスがちょうどいい。現に、カイマンの魔法が見れるなんて…!と思っていたら餃子魔王。笑 ラスボスとの最終決戦でも笑わせてくれるとは思いませんでした。最高。

    失われた仲間も多いけれど、最後にはホールも魔法使い世界も晴れて、残った人々が笑顔で暮らせているようで嬉しい…
    カイマンと二階堂が約束していた、2人でお店をやるってことも実現されて涙出る。2人でというか、毒蛾と鉄条がバイトしてるけれども。微笑ましい…

    とにかく、林田先生お疲れ様でした!素敵な作品をありがとう!

  • うぉ~~~~~~~名作!!!! ついに完結!!!! このおもしろさを上手く言葉にする術をもたないのですが、読んでいる間ずっととにかく楽しかったし充実していた。まさに具のみっちり詰まったギョーザのような……。他のことを何も考えずに夢中になれる漫画でした。ありがとう。家宝にします。

    混沌とした物語だったけどとにかく脳にダイレクトにうまみ成分ぶっこんでくるみたいな漫画でした。ワニ顔男・カイマンのアイデンティティをめぐる一代記なのですが、これはみんなの物語でもあったんですよね。ニカイドウは時間を操る魔法のせいで自分自身に実在感がもてないキャラクターであることが明かされ、二人は互いを肯定しあう。煙ファミリーも十字目も悪魔も、みんながそれぞれの魅力で大暴れするさまがとにかく楽しい。物語がすべての人物を肯定する、混沌を包み込む……それが……ドロヘドロ!

  • ダークファンタジーを背景に、あくまで悪魔的な殺生や残虐性からブレない、差別は描かれているが、人間と魔法使いと言う属性間のものに終始し、女性性が一方的に蹂躙される描写が一切ない。これだけでも稀有な漫画である。それがカイマンとニカイドウの友情で終結している。あとがきを読むと、作者は19巻で完結させる予定だったそうだが、きっと、作者が読み返した時、ニカイドウとカイマンの物語を完結させてやりたい、不変の友情を描きたいと思ったんじゃないだろうか。3日で23巻読み終えたが、間違いないすぐにでも1巻目から読み返したくなる作品だ。とにかく、面白い。その一言に尽きる!!

  • 覆面やトカゲ頭、魔法、きのこ・・・わくわくする要素がたくさん詰まっている。
    新巻出る度に1巻から読み直してたのは良き思い出・・・。
    どのキャラにも愛着が持てる。みんな好き。
    シリアスバトルとコメディのバランスが好き。最終巻もニカイドウとアスの首がこんがり揚がったのはうっかり笑ってしまった。
    死んでも魔法で生き返りやすかったり、死が身近にあるせいか、誰か死んでも反応があっさりしてる。
    毎巻誰かがおっぱいポロリ(しかも全くエロくない)するのはご愛嬌。

  • 完結巻。
    数多いたキャラクターには戻らない者もあれど、やはり大団円には感無量。最後まで読んでよかったと思える最終回だった。毎巻末のおまけエピソードが、今巻では最終回後の後日談だったのも嬉しい。
    企画進行中の画集化計画も今から楽しみ。

  • 偽ニカイドウの衣装エロ過ぎでしょ!そろそろ終わりだろうという気がしていたけれど、案の定最終巻!

  • まさかなぁ。ドロヘドロの完結に立ち会えた。

    すごく色んなところで気持ちいい感覚があって、それとともに何でもかんでも良い加減に終わるわけではなく、切なさもあって。

    混沌から晴れやかに、ホントに晴れやかになってて、すごいなぁ。
    魔のおまけが特に、特に良いですよ、どうぞ最後まで。

    すごくどうでもいいことだけど、丁度SEIKINとHIKAKINの今を流しながら読んでしまったので、なかなかエモい気持ちになれた。
    すごく、すごくよかったですよ。ありがとうございました。

  • 心(魔法使いと人間のハーフ)の幼少期の行動(魔法使いとして覚醒するために自分の両腕を切り落として腕の付け根あたりにある血管を探り当てた描写。その血管を指先に向けることで魔法使いの黒い粉を増幅して排出できるようになる。)に、利益のためには手段を問わない合理性を感じて痺れた。モノをバラバラにできる魔法を使えることも相まって魅力的なキャラクターに仕上がっていた。

    恵比寿が記憶を取り戻して実家に帰省するが、実家は魔法使いに乗っ取られていた。その魔法使いのデザイン性(顔がチューブ容器。黒いシャツとダボついたズボンを着用。そこから顔面だけが浮き出る。おでこから排出されるディスクリーダーのようなものの何かに他人のモノを入れるとチューブの排出口から複製人間を生成できる。)が好みだった。

    カイマンにはあらゆる首があり、それが入れ替わることで様々なキャラクターになり変わっていた。魔法使いと人間同士のバトルだけでなく、誰れが誰なのかというミステリーの要素もあって楽しめた。ラスボス・ホールくん(魔法使いに殺された人間たちの怨念がドロドロとヘドロ化したもの。)で二階堂とカイマンの友情の証である餃子が、カイマンが魔法使いとなった時の補助役として機能していて面白かった。

    大葉餃子を食べてみたい。

  • 1巻から通しで読んだ。おもろ過ぎる

全31件中 1 - 10件を表示

林田球の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×