黄昏流星群 (54) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091895202

作品紹介・あらすじ

愛したひとは――人形でした。

僕の一目惚れでした。
無口な彼女と、たくさん話をしました。
彼女は、毎日僕の帰りを待っていてくれました。
食欲のない彼女のぶんも、
一緒に冷やし中華を食べました。
歩かない彼女を助手席に乗せて、
海を見に行きました。
僕が死んだら、一緒に棺に入る約束をしました。
いいことのなかった50年の人生で、
初めての幸せでした。
色が白くて優しくて、彼女は、彼女は―――
愛したひとは、人形でした。

ラブドールとの純愛を描いて大反響を読んだ
表題作『星田一夫さんの幸福』のほか、
母の介護に追われる女性が出会う奇跡『虚星の真実』、
冴えないロートル漫画家の不思議体験『虚星の真実』
の計3篇を収録!





【編集担当からのおすすめ情報】
表題作の『星田一夫さんの幸福』は、雑誌掲載時から
「泣ける」「これまでに読んだシリーズの中で一番せつない」と
大反響を呼びました。
主人公“星田さん”の不器用で一途な愛情は、特に女性読者の方
から熱烈な支持をいただきました。

大好評につき、本来の予定を繰り上げての単行本収録です!

感想・レビュー・書評

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  • 2022.12.20読了。

    2022年、110冊目。

    NHKEテレ「100分de名著

  • 自分が”そろそろ”この年代に入って来たのかと焦る。。。

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著者プロフィール

1947年山口県岩国市生まれ。早稲田大学卒業。松下電器産業に勤務の後、74年漫画家デビュー。
85年『人間交差点』(原作 矢島正雄)で第30回小学館漫画賞青年一般部門、91年『課長 島耕作』 で第15回講談社漫画賞一般部門、2000年『黄昏流星群』 で第4回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、03年同作で第32回日本漫画家協会賞大賞を受賞。07年には紫綬褒章を受章している。
主な作品はほかに、『ハロー張りネズミ』 『加治隆介の議』 など多数。現在は『社外取締役 島耕作』(「モーニング」)、『黄昏流星群』(「ビッグコミックオリジナル」)を連載中。

「2023年 『逢いたくて、島耕作(1)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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