正直不動産 (1) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
3.92
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本棚登録 : 680
感想 : 41
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091897008

作品紹介・あらすじ

不動産業界の闇を曝け出す皮肉喜劇!!

営業に必要なこと以外、客に見せも教えもしないーー
そんな不動産業界に前代未聞の爆弾が、いま炸裂する!!
登坂不動産のエース営業マン・永瀬財地は
嘘を厭わぬ口八丁で売り上げNO.1を叩き出す凄腕だった。
だが、とある地鎮祭で石碑を壊して以来、
嘘が上手くつけなくなってしまった…!!
千三つと言われる海千山千の不動産業界で
かつての成績が一気に低下する中、
永瀬は、嘘が上手くつけない正直営業で苦戦するが…!?
不動産屋の裏側を全部ぶっちゃけちゃうニュー・ヒーロー、誕生。


【編集担当からのおすすめ情報】
「不動産」の「産」は「財産」の「産」、つまり、カネのこと。
だが、その不動産業界には裏があり、闇がある。
だから、たいていの場合、われわれは
不動産取引で手玉に取られ、大損させられる。
そんなわれわれ消費者に、朗報だ。
読めばダマされなくなる物語が、いま始まるーー
無駄にカネを取られるのは、もう終わりだ…!!!!!

感想・レビュー・書評

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  • 【あらすじ】
    不動産業界の闇を曝け出す皮肉喜劇!!
    営業に必要なこと以外、客に見せも教えもしないーーそんな不動産業界に前代未聞の爆弾が、いま炸裂する!!登坂不動産のエース営業マン・永瀬財地は嘘を厭わぬ口八丁で売り上げNO.1を叩き出す凄腕だった。だが、とある地鎮祭で石碑を壊して以来、嘘が上手くつけなくなってしまった…!!千三つと言われる海千山千の不動産業界でかつての成績が一気に低下する中、永瀬は、嘘が上手くつけない正直営業で苦戦するが…!?不動産屋の裏側を全部ぶっちゃけちゃうニュー・ヒーロー、誕生。

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    感想は最終巻にまとめて記載予定です。

  • 不動産業界の裏側を知ることが出来る(かも知れない)マンガ。これから不動産契約しようとしている人は読んでみると参考になるかも知れません。しかし、不動産営業のあの嘘くささ的なものはなんなんでしょうね。千三つ、千の引き合いに契約は三つじゃなくて、
    > 千の言葉の中に、真実はたった三つってことだ。
    って酷くないですかね???
    不動産契約でダマされたくないので、続きも気になります。(手遅れかも知れないけど)

  • タイトルの通り不動産に関する漫画です。
    かなり不動産に関する法律に触れているので、不動産の知識が全くない方は読み進めるのに時間がかかると思います。ただ家の購入や賃貸は後々誰もが通る道だと思うので本作品を読んで知識を習得しておくのがおすすめだと思います。

  • 今のところ9巻まで読みました。

    一度、不動産屋を訪問し家探しをしたりしてみるとわかるが、

    価格も含め理想的な物件は極めてすくなく、今の東京の不動産事情は非常に難しい。

    そんな中、頼るべきは街の不動産屋さんなんだがこれがまた非常に危なっかしい噂をたくさん聞くためどうも信用できない。


    そんな、不動産業界の世界を垣間見ることができる非常に勉強になる漫画。


    嘘八百で不動産を売りまくっていた主人公が、祟りにより嘘がつけなくなり正直営業に目覚める話。

    不動産業界の信じられないような落とし穴や、営業マンの嘘に驚愕するとともに、

    主人公の営業スタイルは、営業に身をおいているものへの大きなエールにもなる。

    たまに難しい内容の回もあるけど、ストーリーも飽きさせないので読む手が止まらなかった。


    内容が非常によくできているので、

    家を借りる人、買う人とにかく不動産にかかわったことのある方、かかわる予定のある方は本当に興味深く読めると思うし、

    実際に為になるはず。本シリーズを手に取って相対する営業マンを真剣に見定めるだけで、大きな失敗はなくなるのではと思う。


    情報の非対称性が非常に大きいこの業界。

    プロでも騙し騙されもあるほど、深入りすると危険だが、漫画で楽しく眺めることができる。

    面白くてためになる。全力でおススメです。

  • 不動産業界がいかにヤバイ業界かを知れる本です。
    非常に勉強になります。
    どの様にしてハメられるか、知識として知っておく必要がありそうです。

  • お金の勉強でおすすめにあった本。
    家関連の人たちは信用していない私。正直不動産を読んで、ほぼ嘘で固められた業種だなと痛感。社会勉強になる。

    インベスターZに続くヒット漫画☆

  • 大谷アキラ作、夏原武企画・原案、水野光博脚本『正直不動産』(小学館)は不動産業界のだましの実態を明らかにした漫画。主人公は嘘八百で消費者をだまして利益を上げていた不動産営業であるが、祟りによって嘘がつけなくなった。本作品のだましの実態は全て事実という。マンションだまし売り被害者として大いに納得できる(林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして買った』)。
    悪徳不動産営業の倫理観は恐ろしく低い。告知義務など法的に明示的な規制がなければ説明しないことを当然視する。規制があっても何とか基準外にしようとする。消費者保護という規制目的を考えていない。人間の屑と呼ぶべき最低の事業を挙げるならば依存性薬物の売人になるが、不動産業界は脱法ハウスという脱法ハーブと同レベルの表現が登場している。メンタリティは近いところにあるのではないか。

  • 不動産業界のことを、非常に生々しく描いている。とても、とてもリアルである。
    医者、弁護士、金融にスポットを当てた作品は多いが、不動産業界に切り込んだ作品はあまりないと思う。
    最近の時事問題も捉えており、不動産業界で働きたいと思っている人はぜひ読んで欲しい。
    これからのドラマ化も楽しみ。

  • 弁護士なのに嘘のつけなくなってしまったジムキャリー主演の映画ライアーライアーの不動産版。
    嘘だらけの不動産業界にて正直をウリにした営業マンがのしあがっていけるのかというストーリー。
    私は長いこと不動産業界で働いているので頷けるところもあればフィクションや大げさなところもあり、手放しに賞賛は出来ない。
    具体的には媒介に関する考え方や専任媒介の取り方は一緒。物件の囲い込みも実際にある。
    仲介手数料は確かに上限のみ決まっているだけ。
    しかし、大手なら特に値切ることは難しいでしょう。
    内見の客まで雇う不動産屋はまずいないだろうけど金額の高い店舗系のテナントならあるのかもしれないけど自分はお目にかかったことはない。
    こんな感じです。誰かの参考になれば幸い。

  • FP受けた時、不動産分野は難しいなぁと思ったけど、やっぱり難しいなぁ。これを読むと営業の人を疑心暗鬼の目で見てしまって家を借りることすら怖くなってしまう…不動産の営業の人はたくさん勉強して知識を頭に入れている上に、その知識を使って自分たちの利益を確保できるよう上手くセールストークを組み立ててるんだからすごいよなぁ…!このお話では、嘘をつけなくなってしまった主人公がいかにセールスを展開させていくかっていうのがキモ。その設定も面白いし不動産のことも学べてよかった。

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