血の轍 (3) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
3.64
  • (11)
  • (27)
  • (27)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 555
感想 : 20
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091898630

作品紹介・あらすじ

そして、「究極のマザコン」が生まれる…

自我を吸い取られた静一は
ママの玩具としての生活を受け入れる。
わずかでも自己を主張すれば
思いもよらぬ「攻撃」が待ち受ける
そんな“母親地獄”の日々の中で
静一の精神は徐々に蝕まれてゆく…


メディアでも大反響!「惡の華」「ぼくは麻理のなか」「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」の押見修造が更に深化した最新作!「究極の毒親」第3集!









【編集担当からのおすすめ情報】
宝島社「「このマンガがすごい!2018」第9位。フリースタイル誌「このマンガを読め!」第3位の他、朝日新聞、BRUTUS、週刊ファミ通、映画秘宝、TV Bros等の雑誌、TOKYO MX「5時に夢中!」など、各メディアで大反響をいただいています!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 静子にとって、それは不幸な結婚だった。
    彼女の不満が彼女の孤独が彼女の歪みが息子を支配する。
    血の轍は深く刻まれ、息子も自身も壊していく…。
    ダンナの事なかれな無関心が悪化させる原因ですね。
    生き苦しい。

  • 母・静子の抱える孤絶感が垣間見える。もちろん振る舞いは狂的だけれど、根本に理性があるからこその奇行なのかもしれないとも思える。

  • どんどん壊れてゆく母とそれに飲み込まされそうになる息子。この親子がどこへ向かうのか気になってしょうがない。

  • この家庭の空気感、母と静一の間にある緊張感が怖い((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル。
    何か言うと『ママ死んでいい?』と言われ…
    息子がストレスでおかしくなっても
    母親自体が壊れてるから、こわい、怖い、恐い……。
    ただこの母親が壊れてしまったのは
    旦那さんとその義実家が関係あるのかな?
    旦那さんエネmeなんだ!!\(◎o◎)/とマジに思った。2
    ちゃんでいうとこのエネ夫(妻の味方ではなく敵となっているような夫)なのでは?
    こんな事態になっても夫は現状を認識してない…・゚・(ノД`)・゚・。

  • 夢中になって読み進めましたね! 氏の漫画はセリフが少ないのですぐに読めちゃうんで、漫画の値段的にどうかな? と思わなくもないんですけれども、この作品はむしろセリフの少なさがどうにも物語を盛り上げていると言いますか…”間”の使い方がうまいですねぇ、押見氏は…。

    ヽ(・ω・)/ズコー

    というわけで、歪んだ母・息子の関係を描いたらピカイチの漫画家、押見氏の最新作、第三巻でしたね! 実際にこういう母子って居るのでしょうかね? うちの母ちゃんとはまったく異なっているのでアレですが…どうにも若々しく見える母というのは要注意人物らしいのですね!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    ここに描かれている母親っていうがアレですね、まだ子供というかね…精神的に未熟な感じがするのですよねぇ…こういった母親が現在の日本で増加しているんだとしたら…怖い話です…。

    さようなら…。

    ヽ(・ω・)/ズコー

  • もろもろの原因を家族に求めるのは比較的安直なのだけれど、押見先生にかかればドスンと腹に来る。

  • どもりのわけは…本当に怖い.すいすい見れちゃうね

  • だんだん怖くなってきたーーーー。

    毒親というよりもこのお母さん病んでる、やばい。。
    しげちゃんの表情の描き方やお見舞いに行ったシーンいいな。

  • ここまで何が何だかわからないまま異様な雰囲気で寒気のする怖さがあったが、母親のキャラが型に収まるように見え始めた。ここからもう一捻りあるかどうか。

  • 押見修造氏の作品『血の轍』の第3集を読了。

全20件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

★漫画家。2002年、講談社ちばてつや賞ヤング部門の優秀新人賞を受賞。翌年、別冊ヤングマガジン掲載の『スーパーフライ』にてデビュー。同年より同誌に『アバンギャルド夢子』を連載した後、ヤンマガ本誌にて『デビルエクスタシー』などを連載。2008年より漫画アクションに連載した『漂流ネットカフェ』は、テレビドラマ化された。翌2009年より別冊少年マガジンにて『惡の華』を開始し、大好評連載中。

「2011年 『NEMESIS No.5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

押見修造の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×