P.A.(プライベートアクトレス) (1) (小学館文庫 あC 11)
- 小学館 (1998年11月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091911728
作品紹介・あらすじ
天才演技派少女が演ずるミステリアスロマン
小早川志緒・16歳。お嬢様学校に通う、はかなげな美少女だ。でも彼女はいくつもの顔を持っている。そう、彼女はプライベートアクトレス!
感想・レビュー・書評
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プライベートアクトレス。ちょっとヤバイ仕事なのは間違いないけど本当にこんな職業あったら面白い。
志緒の才気と美しさとちょっとの寂しさに惚れずにはいられない。和臣と幸せになってくれ〜〜詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
依頼人のために望む役を演じるプライベートアクトレス。依頼とはいえ、やってることは詐欺ギリギリだよな…と思いつつ、主人公の天才役者・志緒がときどき高校生らしい未熟さで危うい立場になったりして、そのあたりが面白い。女子高生でありながら、あっけらかんと会ったばかりの男性とベッドを共にしたり、相手の男子高校生がタバコをふかしていたりするところに、時代の古さを感じた。
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久々に読み返した。プライベートで女優を請け負うという設定は好き。
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序盤の一話完結の辺りが好きだけど、やっぱり最後まで読んでしまう。登場人物がみんないいんだよなぁ。
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プライベートアクトレスでPA。個人的な事情で演じてほしい役(息子の結婚が心配な末期がんの母親のために、婚約者の役をやるとか)。最後はガラカメみたいでした。
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友達に借りて読んだけど、おもしろかったので自分でも集めちゃいました。
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現実で、演技するプライベートアクトレスが居たら……という仮定で展開される連作短編シリーズ。
リアリティはないんだけど、フィクションとして説得力のある面白さである。 -
全8巻と特別編、文庫版は全4巻と特別編。榎本加奈子主演でドラマにもなった。この作品を知るきっかけはそこからだったけど、全くの別物といってもいい。
P.Aという架空の職業の存在が引き立つサスペンス要素あり、人情劇ありで引き込まれる。赤石先生の作品では一番好み。 -
なんか好き。志緒と一臣カップルがすてき。