F (4) (小学館文庫 ろA 4)

著者 :
  • 小学館
3.50
  • (1)
  • (0)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 10
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091922144

作品紹介・あらすじ

世界を目指す軍馬、F3へステップアップ

▼第1話/FLURRY(雨中のレース)▼第2話/FELLOW FEELING(信頼関係)▼第3話/FOURSQUARE(ユキの決意)▼第4話/FITNESS(鈴鹿にて)▼第5話/FATAL(聖の秘密)▼第6話/FASCINATION(破格の条件)▼第7話/FIREWORK(一触即発) ▼第8話/FLOUNDER(揺れる心)▼第9話/FURROW(再会の瞬間(とき))▼第10話/FORSAKE(出発(たびだち))▼第11話/FELICITY(適正テスト)▼第12話/FIRST HAND(未知の領域)▼第13話/FINE FETTLE(強靭な肉体)▼第14話/FRONTIER(人間の限界)▼第15話/FOOTING(各人各様)▼第16話/FIRST RATE(破格の走り)▼第17話/FATHERHOOD(親子関係) ●主な登場人物/赤木軍馬(赤木グループ総帥・総一郎と妾の間に生まれた、赤木家の二男。天才的なドライビング・テクニックを持つ)、大石タモツ(軍馬の同級生。天才的なメカニック技術を持つ)、小森純子(軍馬たちが下宿するアパートの大家の姪。レース事故で死んだ元婚約者を思い続けている) ●あらすじ/聖が出場する全日本F3選手権第8戦を見学しに行った軍馬たち。聖はF3初挑戦にも関わらず、初めから4位と好位置をキープし、その後もどんどんと順位を上げる好走をみせる。F3の迫力を間近で感じた軍馬もまた、F3への思いを募らせる…(第8話)。▼相変わらずの好走を展開する聖。レースも終盤にさしかかり、ついにトップのマシンを射程距離内に捉える。とそこで、なんとトップのマシンが勢い余ってコーナーでコースアウト! ついに聖はトップに躍り出る!(第9話) ●本巻の特徴/また、なぜタモツが軍馬を裏切るような行動をとってまで聖のメカニックを引き受けたか、真相が描かれる。その後、いわくありげな黒井レーシングチームからF3へ誘われた軍馬が「今の仲間たちと一緒にチームを組みたい」と、情に流された“らしくない”セリフを吐く姿が描かれる。また、英二郎とタモツの関係も明かされる。 ●本巻の特徴/聖のチームにタモツを引き抜かれ、動揺する軍馬の姿が描かれる。また、なぜタモツが軍馬を裏切るような行動をとってまで聖のメカニックを引き受けたか、真相が描かれる。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 軍馬、F3への挑戦。
    FJの仲間たちと別れを告げ、軍馬の新しい挑戦が始まる。

    文庫版3巻に続き、森田さんのセリフが刺さる。

    今まではアマチュアだ、そして これからはプロの道だ!
    つまり、レーシングドライバーという職業だ!
    楽しくレースをやるというレベルではなくなるんだ。
    そのためには、切り捨てるものは、切り捨てていかねばならん。
    行けよ 軍馬
    (中略)
    オレやみんなのことに気を遣う必要はない、
    みんな おまえを祝福している。
    切り捨てられたことを光栄に思い、
    そんなおまえをうらやましく思っている。
    そして、そういう類の想いが体に付着している奴ほど、プロとして輝いていけるはずだ!

全1件中 1 - 1件を表示

六田登の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×