わたしは真悟 (1) (小学館文庫 うA 41)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091924315

作品紹介・あらすじ

PROGRAM1[誕生]▼第1話/ロボットは組み立てられた▼第2話/ロボットは着いた▼第3話/ロボットは動き始めた▼第4話/ロボットは少年と出会った▼第5話/工場にて▼第6話/ロボットと少年と少女と…▼第7話/ロボットを見学して…▼第8話/夜の工場▼第9話/位置ぎめ▼第10話/入力(インプット)PROGRAM2[学習]▼第1話/Name!?▼第2話/解体▼第3話/回路▼第4話/キリンとサル▼第5話/シアワセニナル
●登場人物/近藤さとる(父親の工場にやって来たロボット“モンロー”に興味を持つ小学6年生の男の子)、山本まりん(さとるの父親が勤める工場で、さとると偶然出会った少女。父親は外交官)
●あらすじ/父親から「うちの会社にロボットが入社する」と聞いたさとるは、ロボットに興味津々。次の日、学校で同級生にこのことを話すが、誰も相手にしてくれない。その頃、さとるの父親の工場にはロボットが届いていた。そのロボットとは……(第2話)。▼父親の工場のロボットは“モンロー”と名づけられた。父親から“モンロー”のことを聞くたびに、“モンロー”が見たくてたまらないさとる。ある日、さとるの学校で、工場見学することが決まった。見学の日を楽しみにするさとるは、かっこいいロボットを想像していたが……(第4話)。

感想・レビュー・書評

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  • ツイッター Xで、読むべき作品と拝見。
    また、実際、楳図かずお先生をお見かけしたことと、
    以前の職場の先輩が、ラインでスタンプを送ってくれたこと、
    あと、以前kaatで舞台化され、見れなかったがとても良い作品だったと聞いて、
    以前から気になっており、拝読。

    正直意味がわからず、この世界の人間とのコミュニケーションの形がなんか独特で、違和感をかんじる。
    でも、それが楳図かずおさんの絵と世界観になんだかしっくり来る気がする。
    さとるの親父の職場に、ロボット、
    モンローと名前がつけられた(ロボットにマリリン・モンローの絵が貼られている)が来る。
    ロボットが来ることによって、従業員は職を失う。
    さとるはロボットに魅了されて、
    小学校で見学に来た時に、別の小学校が見学に来た時にすれ違ったまりんに惹かれ、
    そこから、ロボットがいる工場に何度も行き、
    さとるは、ロボットの可能性を知り、いろんなことを試していく。

    とにかく絵が、、、
    ロボットの脳みその絵なんて凄い。

    最後のエッセイ 呉智英さんが書いていたように、
    タイトルページの扉絵に、作者の熱の入れ方が表れていたと書かれていたように、
    物語には出てこない、シーンが緻密に描かれており、
    特にapt3回路の絵が、好きだった。

    楳図かずおさんの作品を初めて読むが、
    全体的に暗く、緻密で、どこか読んでて怖い気分になる。

    お父さんの奇行は心配になるし、
    近所の女の子のさとるへの嫉妬心はなんか面白かった。

    だいぶ不思議な世界。

  • 楳図かずおの突飛な発想力と
    宇宙的で巨大な世界観が見事にマッチしていると思う。

  • <My Name is Shingo>
      
    裝幀/海野一雄+ベイブリッジ・スタジオ

  • 素晴らしい
    この巻の最後のロボットの答えに何故か涙が出た

    各話の扉絵が全部素晴らしい
    まりんがドキドキするくらいかわいい
    あんな美少女を描ける楳図先生すごい

  • 初めから考えられていたシンゴの語りや、各シーンのインパクト、魅力がすごい。そしてラストシーンも感動的。天才だ。。
    あまり言及されていないが、ゴジラSPとの共通点が多いのに驚いた。333ノテッペンカラトビウツレはまさにラストシーンに近かった。

  • 書き込みかたがえぐい!
    こんなの1982年にかきます!?

  • good

  • NHKラジオドラマの青春アドベンチャーで放送されたのがキッカケで知った作品。気になって仕方なかった。読んでみると全体的に悲しいストーリーだった。大人になるっていうのが作品の中のテーマとして存在しているけど、この悲しさもそういうことなのか?

  • 文庫全7巻

  • 全7巻読了
    85点

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著者プロフィール

楳図 かずお(うめず かずお)1936年和歌山県生まれ。55年に貸本漫画家としてデビュー、『週刊少年サンデー』などに作品を発表。ホラー漫画の第一人者。代表作に『漂流教室』『まことちゃん』『わたしは真悟』『14歳』など。ホラー、SF、ギャグ、時代劇まで幅広い。1995年以降、腱鞘炎という理由で漫画は休筆中。タレント活動を行い、2014年には長編ホラー映画『マザー』を初監督・脚本・出演。

「2022年 『こわい本11 猫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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