史記 (3) (小学館文庫 よF 3)

著者 : 横山光輝

• 小学館 (2001年7月17日発売)

作品紹介・あらすじ

▼第12話／先從隗始〔先ず隗より始めよ!!〕▼第13話／奇謀詭策▼第14話／食客三千 ▼第15話／刎頚の友▼第16話／長平の大合戦●主な登場人物／郭塊（第12話）、田単 （第13話）、孟嘗君（第14話）、藺相如、廉頗（第15話）、白起（第15、16話）●あ らすじ／薛の領主の側室の子として生まれた田文。のちの"戦国の四公子"の一人、 孟嘗君である。その才能を評価していた亡父・田嬰の遺言で薛の領主となった孟嘗君 は、情報源である食客を大切にもてなしたため、そのもとには各地から様々な人材が 集まった。政治を論じる遊説家だけでなく、物真似の名人や盗みの名人まで、「何か の役に立つことがあるかもしれない」といって迎えたため、"食客三千人"と言われ るほどであった。ある日、仕えていた斉王の命で秦に赴くことになった孟嘗君は、食 客を引き連れ"虎狼の国"秦へ向かったのだが…（第14話）。●本巻の特徴／古代中 国の戦国時代。強国・秦に対して敢然と立ち向かい、自国・趙を守り抜いた藺相如と 廉頗の友情を描いた「刎頚の友」ほか、全6話を収録。●その他の登場人物／燕王・ 噌、子之、楽毅（第12話）、騎劫（第13話）、田嬰、昭王（第14話）、恵文王、昭王 （第15話）、超奢、超括（第16話）●本巻に登場する故事成語・諺・歴史用語など／ 隗より始めよ、楽毅の手紙（第12話）、鶏鳴狗盗（第14話）、刎頚の友（第15話）

感想・レビュー・書評

[lisainuさんの感想 · 2023年5月4日]

史記シリーズの第3巻。　
･先従塊始
･奇謀詭策
･食客三千
･刎頸の友
･長平の大合戦

楽毅、孟嘗君、藺相如(りんしょうじょ)、廉頗らの秀逸さがよくわかった。
"先ず隗より始めよ"、"完璧"、"刎頸の友"といった言葉の由来となったエピソードも描かれている。

[ごみつさんの感想 · 2021年7月26日]

斉の田単のエピソードあり。彼のエピソード、大好きなんだワ。

[まいつきさんの感想 · 2020年1月27日]

横山光輝「史記」3巻。
隗より始めよ、田単、孟嘗君、刎頸の友、長平の戦い。

戦国時代突入して、これから抗秦の時代へと入っていきます。40万坑殺の長平の戦いは、戦国時代の終わりの始まりの戦いになるのかなぁ。

[なおきさんの感想 · 2018年11月5日]

＜目次＞
第12話　先従隗始
第13話　奇謀詭策
第14話　食客三千
第15話　刎頸の友
第16話　長平の大合戦


2015.11.15　借りる・読書開始
2015.11.16　読了

[しろたさんの感想 · 2018年10月19日]

縲悟?蠕槫｡雁ｧ九?阪?悟･?ｬ?隧ｭ遲悶?阪?碁｣溷ｮ｢荳牙鴻縲阪?悟?鬆ｸ縺ｮ蜿九?阪?碁聞蟷ｳ縺ｮ螟ｧ蜷域姶縲阪?莠皮ｯ??よ･ｽ豈??∫伐蜊倥?∝ｭ溷?蜷帙?∬亮逶ｸ螯ゅ?∝ｻ蛾?励?∫區襍ｷ縲√◎繧後◇繧後?蜃ｺ蜃ｦ騾ｲ騾?縺ｫ縺ｯ閠?∴縺輔ｌ繧峨ｌ繧九?

[satoshiqauiさんの感想 · 2017年1月8日]

▼第12話／先從隗始〔先ず隗より始めよ!!〕▼第13話／奇謀詭策▼第14話／食客三千 ▼第15話／刎頚の友▼第16話／長平の大合戦

●主な登場人物／郭塊（第12話）、田単 （第13話）、孟嘗君（第14話）、藺相如、廉頗（第15話）、白起（第15、16話）

●あ らすじ／薛の領主の側室の子として生まれた田文。のちの"戦国の四公子"の一人、 孟嘗君である。
その才能を評価していた亡父・田嬰の遺言で薛の領主となった孟嘗君 は、情報源である食客を大切にもてなしたため、そのもとには各地から様々な人材が 集まった。

政治を論じる遊説家だけでなく、物真似の名人や盗みの名人まで、「何か の役に立つことがあるかもしれない」といって迎えたため、"食客三千人"と言われ るほどであった。ある日、仕えていた斉王の命で秦に赴くことになった孟嘗君は、食 客を引き連れ"虎狼の国"秦へ向かったのだが…（第14話）。

●本巻の特徴／古代中 国の戦国時代。強国・秦に対して敢然と立ち向かい、自国・趙を守り抜いた藺相如と 廉頗の友情を描いた「刎頚の友」ほか、全６話を収録。

●その他の登場人物／燕王・ 噌、子之、楽毅（第12話）、騎劫（第13話）、田嬰、昭王（第14話）、恵文王、昭王 （第15話）、超奢、超括（第16話）

●本巻に登場する故事成語・諺・歴史用語など／ 隗より始めよ、楽毅の手紙（第12話）、鶏鳴狗盗（第14話）、刎頚の友（第15話）

[ホトケさんの感想 · 2013年6月14日]

鶏の鳴き真似が上手い、盗みが上手いといった連中を囲っておくあたり、あらゆる状況に備える古人の知恵か。
刎剄の交わりなる友情話も良い。

[cocopocketさんの感想 · 2012年10月1日]

食客三千
史記の③です。
毎回４～６話が掲載されるのですが、今回の巻ではこの「食客三千」をピックアップ。
子供のころに食客の話を社会か歴史か何かのときに習った覚えあり。
そのときにたくさんの食客を抱えた人の話を聞いた覚えがあるのですが、こんな話だったんですね。
それにしても奥が深いのは、一芸に秀でた人を囲うことで、何かのときに役に立つと考えて三千人もの居候を置いてしまうことですよね。
今の世の中なら、さすがに食わしてやることはできないけれど、どんなことにでも、たとえ自称であっても、秀でているという人との交流を持っておくことが大切ということになるんでしょうかね？
このブログを通じでお知り合いになった、皆さんとの交流を大切にしなければ・・・。
最近自分のことばかりで、お友達のところに行っていないので、ちょっと反省。

[二次元研究所さんの感想 · 2010年11月15日]

4091925634 　380ｐ　2004・2・1　9刷

著者プロフィール

ロングセラー「三国志」をはじめ、「水滸伝」「項羽と劉邦」「殷周伝説」(いずれも小社刊)をはじめ、著書多数。

「2019年 『カジュアルワイド　三国志　６』 で使われていた紹介文から引用しています。」