きみは「3.11」をしっていますか?: 東日本大震災から10年後の物語

  • 小学館
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本棚登録 : 54
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784092272439

作品紹介・あらすじ

命の大切さを伝える「3.11」の物語集

約1万6000人。これは2011年3月11日に起きた東日本大震災で亡くなった人の数です。観測史上最大規模の地震です。巨大な海洋プレートがはじけ、大きな津波が太平洋沿岸部を襲いました。千年に一度の災害と言われています。日本は災害のとても多い国です。この国に暮らす限り、誰しもが災害からは逃れられません。むしろ「いま生きていることの方が奇跡」なのかもしれません。

【プロフィール】
漫画 細野不二彦
『さすがの猿飛』『Gu-Guガンモ』のアニメは全国放送。『ギャラリーフェイク』『TARO 太郎』にて小学館漫画賞を受賞。小学館漫画賞審査員。漫画界のトップランナー。

ノンフィクション 平塚真一郎
中学校長と石巻市立大川小学校の事故遺族という両方の立場から、学校安全について講話等を行っている。

インタビュー 河北新報社(特別協力)
「河北新報」を発行する東北を代表する新聞社。震災後の精力的な取材報道に力を入れる。

解説 井出明
金沢大学准教授。博士(情報学)。日本に「ダークツーリズム(災害や戦争の跡をめぐる旅)」を広めた気鋭の観光学者。震災後の観光と復興に関する研究を行う。



【編集担当からのおすすめ情報】
亡くなった方は、「怖かったでしょう」、「寒かったでしょう」、「冷たかったでしょう」、「痛かったでしょう」、「苦しかったでしょう」…「生きたかったでしょう」。

この本を「自分のこと」として読んで、「命の大切さ」や、「人を思いやる心」のかけらにふれてみてください。そして日々の防災意識を高め、自分や大切な人の命を守ってください。

きみと、きみたちと、亡くなったたくさんの「命」が、永遠に幸せでありますように。

感想・レビュー・書評

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  • 3.11大震災 | 河北新報オンラインニュース / ONLINE NEWS
    https://www.kahoku.co.jp/special/spe1062/

    親子で知る“東日本大震災から10年後の物語”──「3.11」の記憶を風化させないために語り継ごう | ダ・ヴィンチWeb
    https://ddnavi.com/review/764353/a/

    きみは「3.11」をしっていますか? | 小学館
    https://www.shogakukan.co.jp/books/09227243

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      きみは「3.11」をしっていますか? 東日本大震災から10年後の物語|絵本ナビ : 細野 不二彦,平塚 真一郎,河北新報社,井出 明 みんな...
      きみは「3.11」をしっていますか? 東日本大震災から10年後の物語|絵本ナビ : 細野 不二彦,平塚 真一郎,河北新報社,井出 明 みんなの声・通販
      https://bit.ly/3YCOxYD
      2023/03/10
  • 主に宮城県で震災及び津波の被害を経験した人たちの聞き書き。
    まんが、ノンフィクション、まとめ、河北新聞社の協力による巻末資料。
    短文で読みやすく、伝わりやすい、真実の言葉が綴られていると感じた。
    被災や復興が、過去のものではなく、現在進行形の人もある。
    これから共に歩む未来を感じさせる一冊。
    あれから10年後だからこそ、語れた人もいるのだと思う。

  • 東日本大震災について、当時まだ生まれていなかった子どもたちにも分かるよう、総ルビで綴られている。
    マンガ、ノンフィクション、インタビュー、データなど多角的に構成され、改めて当時の甚大な被害や、復興に向けた様々な活動の一端を知る。
    今後、同じような状況が自分の身に起きたとき、どんな行動ができるか、どう行動すべきなのか、色々と考えさせられた。
    これから先の未来のために。
    ぜひ子どもたちに手にとってもらいたい一冊。

  • 悲しいけど、もしもう一回東日本大震災がおきたら…。と、思わず考えてしまうような本です♪

  • 復興地において10年という区切りは何の意味も、もたない。

    体験談として、胴体の一部が失われた愛娘との再開のシーンがあるが、込み上げるもの無くして読むことはできない。


  • 忘れてはならない出来事だと思います。

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著者プロフィール

細野 不二彦(ほその ふじひこ)
1959年生まれ、東京都出身。大学時代からスタジオぬえで活動。大学在学中の1979年、『マンガ少年』掲載の「クラッシャージョウ」(高千穂遙原作作品のコミック化)でデビュー。
アニメ化された『さすがの猿飛』及び『Gu-Guガンモ』などのコメディ作を手がけたあと、青年漫画に進出。以降も『太郎』『ギャラリーフェイク』『ダブル・フェイス』といったシリアス路線の人気作を次々と生み出し、長年に渡り一線級の人気を誇っている。

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