カロリーヌのせかいのたび (オールカラー版世界の童話 23)

  • 小学館
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (104ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784092470231

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  • 母の人生ベスト3絵本。
    小学館の童話全集『オールカラー版世界の童話』のカロリーヌ・シリーズ(全4冊)の中で、一番お気に入りの1冊。

    明るく元気でお洒落な女の子カロリーヌが、仲良しの動物たちと世界のあちこちを旅して大騒ぎ。ルクセンブルク、オランダ、ドイツ、スイス、イタリア、カナダ、インド…ついには北極まで!
    各地の名所名物風土などが素敵に盛り込まれていて、ストーリーに夢中で読んでいた頃には気付かなかったが、意外と世界地理の学習の取っ掛かりにもなっていたかも。
    どこに行ってもトラブルは絶えないけれど、カロリーヌが朗らかに軽やかにクレイジーな旅を楽しんでのける様には、昔も今も心底憧れる。
    お友達の動物たちもみんな可愛らしく個性的。長男はマイペースなくまのブム、次男はいたずら黒猫ノワロー、娘はノワローの相棒白猫プフ、母は甘えん坊のこげ茶のユピーがお気に入り。

    この「せかいのたび」巻は、美味しそうな食べ物がたくさん出てくるのも魅力的。
    ・お祭りの揚げたてポテトフライ
    ・搾りたての牛乳
    ・オランダのチーズ市場
    ・ドイツのレストランのアイスクリーム
    ・ベネチアの窓辺でいただくおいしいスパゲッチ
    ・雪で冷やし固めて食べるメープルシロップ・キャンディ
    ・ナイフで薄く削りながら食べる凍ったクジラ肉
    特にメープルシロップ・キャンディは、子供の頃この本を読むたびに食べたくて食べたくて仕方なかった。

    カロリーヌ・シリーズはBL出版から1話1冊の新版がたくさん出ている。だが、この「せかいのたび」のヨーロッパ旅行編は、どういう事情か新版のラインナップから外されている。(※カナダと北極は新版あり。ただ、新版は絵と訳文のテイストがかなり変わっている。原作者は絵を何度も書き直すタイプの作家さんだったみたいだ)
    今、我が家で大切に読んでいる小学館のカロリーヌ・シリーズも出版から既に50年以上が経って、本の劣化がかなり進んでいる。古書の味わいもあるけれど、こんな素敵な絵本が遠からず読めなくなる日が来るのではと思うと、残念でたまらない。同じ思いのカロリーヌファンはきっとたくさんいると思うのだけど、復刊は難しいのかな…。

  • 大好きな絵本!『世界の童話』は全巻そろっていたけれど、親が寄付しようということになって…。でも、カロリーヌシリーズだけは、手放さなかった!大切な絵本です(*^-^*)

  • 子供の頃、誰かに買ってもらった絵本。今では表紙もないようなぼろぼろの状態で実家にあります。その位繰り返し読んで大好きだった絵本です。カロリーヌになりたかった!!かわいい動物たちをお供につれてたびにでたいよう!!復刊希望!!

  • カロリーヌちゃんが仲間の動物達と世界を旅する物語・・・オランダのチーズにバロンはメロメロ

  • ヨーロッパ、カナダ、インド、北極…幼い私を世界へと誘ってくれた絵本です︕
    残念ながら、今は古書でしか手に入りません。。。(たかこさん)

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