レオナルド・ダ・ヴィンチ (小学館版学習まんが人物館)

  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784092700239

作品紹介・あらすじ

“万能の天才”レオナルドの、本当の人生!

世界一有名な絵『モナ・リザ』の作者、レオナルド・ダ・ヴィンチ。イタリアのヴィンチ村で生まれた彼はほかにも、さまざまな発明のアイデアを残したり、飛行の実験をしたり、人体の解剖をしたり、軍事家として遠征をしたり…と、芸術以外の分野でも活躍したスーパーマンとして知られ、「万物の天才」と呼ばれています。しかし、その人生については、あまりよく知られていません。たとえば、画家として有名なのに、完成した作品は『最後の晩餐』など数点しかなく(『モナ・リザ』さえも未完成です!)、数々の発明のアイデアも、実際につくられたものはほとんどありません。また、なぜか左右反対の“鏡文字”で文章を書き、500年も前の時代にイタリア各地を渡り歩いて最後はフランスで亡くなるなど、その人生にはふしぎな点がたくさんあるのです。
学習まんが人物館『レオナルド・ダ・ヴィンチ』は、そんな彼の人生の真実にせまります。多くのなぞの理由、作品にこめられた思い、そして母親のこと……。
この本を読めば、「万能の天才」の人生がけっして成功に満ちたものではなく、天才である以上に「努力の人」だったことを知ることができるでしょう。


【編集担当からのおすすめ情報】
日本や海外のさまざまな人物の人生や業績をまんが紹介する、【小学館版 学習まんが人物館】シリーズ。『レオナルド・ダ・ヴィンチ』はちょうど40巻目! また続刊も続々進行中!

感想・レビュー・書評

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  • レオナルドダビンチの自伝を読みました。
    27歳の時フィレンツェのオールスター画家名簿から落選。
    30歳まで無名で、
    ある時一念発起して「軍事コンサル」名乗ってミラノの王子に
    自らアプローチ。
    奇跡的に採用されたあとに必死で軍事の勉強を開始し、数年で専門家になる。
    その時の王子から軍事以外にも建築や彫刻など様々な仕事の依頼があり、全く知識がない状況から全ての仕事を請け負ってそれぞれの専門家になる。
    最終的には画家業に専念し、ライバルミケランジェロとの競争や天才芸術家ラファエロを育て、名実ともに超一流の人物となる。
    ダヴィンチの手記には、
    「私は無学だ。常にその道の専門家を探し、専門家に教えを請え」と書かれていたそうです。老年になっても、ダヴィンチは20歳の解剖学の天才研究家に弟子入りしてます。
    そして、
    ダヴィンチの机には子供向けに書かれたテキストがたくさんあったそうです。
    ダヴィンチは、
    子供向けの詩集も出しています。
    その中に
    「鳥篭の中にいて自由を奪われるくらいなら、
    死んだ方がましだ」と書いています。

    ダヴィンチの人生を学んでわかったのは
    今の時代、誰でもダヴィンチになれるってことです。
    当時は聖書を否定しただけで死刑ですから。
    自由に考え、自由に行動できる今の時代で、
    成功できない方がおかしいと思いました。

  • 学習まんが人物館好きな子供たち。借りてきてすぐ読みました。楽しかったーー!!と満足顔でした。

  • 何歳になってもこういう伝記大好き。

  • 「自分の目で見た事がないものは描けない」という信条は確固たるものがあると思った。

  • 978-4-09-270023-9 159+4p 2014・1・20 初版2刷

  • “万能の天才"レオナルドの、本当の人生!

    世界一有名な絵『モナ・リザ』の作者、
    レオナルド・ダ・ヴィンチ。

    イタリアのヴィンチ村で生まれた彼はほかにも、
    さまざまな発明のアイデアを残したり、
    飛行の実験をしたり、
    人体の解剖をしたり、
    軍事家として遠征をしたり…と、
    芸術以外の分野でも活躍したスーパーマンとして知られ、
    「万物の天才」と呼ばれています。

    しかし、その人生については、あまりよく知られていません。
    たとえば、画家として有名なのに、
    完成した作品は『最後の晩餐』など数点しかなく(『モナ・リザ』さえも未完成です!)、
    数々の発明のアイデアも、実際につくられたものはほとんどありません。

    また、なぜか左右反対の“鏡文字"で文章を書き、
    500年も前の時代にイタリア各地を渡り歩いて最後はフランスで亡くなるなど、
    その人生にはふしぎな点がたくさんあるのです。

    学習まんが人物館『レオナルド・ダ・ヴィンチ』は、
    そんな彼の人生の真実にせまります。
    多くのなぞの理由、作品にこめられた思い、そして母親のこと……。
    この本を読めば、「万能の天才」の人生がけっして成功に満ちたものではなく、
    天才である以上に「努力の人」だったことを知ることができるでしょう。

    「一方で、『部下が働かない』と嘆き、
    『友人がいない』と告白し、
    『まだ自分は何も成し遂げていない』と落ち込む画家の心情が、
    手稿には時折、吐露されている。」(p76)

    レオナルド・ダ・ヴィンチというと「万能の天才」というイメージが強かったが、
    30歳以前は工房の兄弟子たちと比べて特別に評価されていたわけではなかったこと、
    画家としてよりむしろ音楽家や宮廷儀式の演出家としての評価が高い時期があったことなど
    意外な発見が多く、彼のリアルな人物像を知るいいきっかけになった。


    はじめに 「万能人」の過去・現在・未来

    第1章 若き日のレオナルド
    (キリストの洗礼、受胎告知、レオナルド・ダ・ヴィンチの生い立ち ほか)

    第2章 “万能人”への飛躍
    (岩窟の聖母、軍事技師として、舞台演出家・結婚プランナー ほか)

    第3章 放浪の思索者
    (イザベッラ・デステ、アンギアーリの戦い、ライヴァルとの戦いと失意 ほか)

    おわりに
     終わりなきレオナルドとの旅

  • 勉強になりますね

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