小学館版 学習まんが人物館 勝海舟 (学習まんが人物館 日本 小学館版 18)

• 小学館 (2012年2月29日発売)

作品紹介・あらすじ

藩とか幕府とかを超えて、「日本人」として考えてくれ-世界史上まれに見る、血の流れない革命「江戸城明けわたし」をなしとげたサムライの物語。

感想・レビュー・書評

[奈央さんの感想 · 2020年2月2日]

勝海舟さん
「なんでも人間は乾児(こぶん)のない方が善いのだ」
子分かいない方がいい という事で、孤立するのを恐れずに自分が信じることを行った。
「世間は活きて居る。理屈は死んで居る。」
世の中は生き物の方に時々刻々と変わっていくものなのたから、理屈だけで治めていくことはとても出来ない。机上の上の学問を修めただけで満足してはならない。有為転変の世の中に飛び込んでいって人生の苦しさを知り、人間のすべてについて学び、また生きるか死ぬかの極限状態を経験することだ。

[にゃんこさんの感想 · 2014年5月6日]

勝海舟の学習漫画を見つけるとついチェックしてしまう。
前回読んだ方のマンガでは、江戸の無血開城の後の話があっさりしすぎていたんですが、今回のほうは、その後もそれなりにきちんと書かれていたのがちょっとウレシイ。

絵も今風なので読みやすい。ただ表紙のセンスがイマイチかも・・・。