彗星とさいごの竜

著者 :
  • 小学館
3.71
  • (4)
  • (5)
  • (7)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 92
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (120ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784092893290

作品紹介・あらすじ

できそこないの竜、地球を救う!? 「あなた、飛べるわよね?」山奥の小さな沼でのんびり昼寝をしていたぼくをたたき起こしたのは、奇妙なかっこうをした人間の女の子だった。星を飲みこんだ竜伝説を信じて竜を探しに来たというけれど、ぼくは飛べない、できそこないの竜なんだ・・・・・・。児童文学賞トリプル受賞作家・今井恭子が綴る、彗星衝突のピンチに立ち向かう冒険と友情の物語。ファンタジー装画の名手・佐竹美保による挿絵もたっぷり収録。 【編集担当からのおすすめ情報】 やさしくて気弱な竜の子どもと、かしこくて強気な少女のコンビが繰り広げる、壮大な地球防衛作戦。佐竹美保氏の竜イラストも見ごたえたっぷりです!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ひとりぼっちの飛べない竜のところへやってきた一人の女の子。
    もうすぐ彗星が地球に衝突して、地球は粉々になってしまうという。この状況を救えるのは竜だけ。地球に残った最後の竜と女の子の挑戦は成功するのか。
    荒唐無稽なお話しながら、がんばれ!という気持ちになる。

  • えっここで終わっちゃうの?って感じ、
    もったいない、もうちょっと描いて欲しかった。

    できぞこないの竜が、ある少女と出会い、地球を救う。竜と少女のやりとりが微笑ましい。

  • 地球にぶつかるという彗星に少女と最後の生き残りドラゴンが立ち向かう。

  •  みなしごの竜が、山奥でひっそりと暮らしていた。そこに人間の女の子が来て、地球と衝突する彗星を止めるために空を飛ぶ竜を探しに来たと言った。
     竜の子どもは、空の飛び方なんて知らないし、そんな大役に応える自信なんてこれっぽっちも無かった。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

今井恭子:広島県生まれ。日本文藝家協会会員。日本児童文学者協会会員。児童文学作家。作品に、『歩きだす夏』『ぼくのプールサイド』(学研)、『アンドロメダの犬』(毎日新聞社)、『前奏曲は荒れもよう』『切り株ものがたり』(福音館書店)、『丸天井の下のワーオ!』『こんぴら狗』(くもん出版)、『ぼくのわがまま宣言!』(PHP研究所)、『ギフト、ぼくの場合』(小学館)など多数。『こんぴら狗』では、第58回日本児童文学者協会賞、第65回産経児童出版文化賞産経新聞社賞、第67回小学館児童出版文化賞を受賞。東京都在住。

「2023年 『キダマッチ先生!7』 で使われていた紹介文から引用しています。」

今井恭子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
エリナー・クライ...
しおたにまみこ
おーなり由子
柴田 ケイコ
ヨシタケシンスケ
いとうみく
なかがわちひろ
ザ・キャビンカン...
ポリー・フェイバ...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×