河合雅雄のたまたまうっかり動物園 2

著者 :
  • 小学館
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784092897021

感想・レビュー・書評

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  • すごくおもしろかった!絶対読むべきだと思う。
    特にカラスのお話がおもしろかった。キラキラなものが好きなカラスが、イギリスの女王様の紅い宝石のついたかんむりをうばっちゃった。それで都内全部のカラスの「ンコ」を集めたり、みな殺しにしようとしたりした。でも、結局、カラスがかんむりを返して大丈夫になった。こういうことがすべておもしろい。ちゃんとかんむりを返したカラスはえらい。(小5)

  • 以前読んだ『ドエクル探検隊』という本の作者の昔の著作本

    本名が河合雅雄さんというんだ。草山万兎というのはペンネーム。ドエクル~が非常に面白かったので、もうちょっと読みたいと思っていました。つまりお気に入り作家に追加したということみたい。
    で、読んでみた感想は、やっぱり面白かった。児童書として一般的な大人のスペースとは別な場所に置いてあるけれど、大人が読んでも色々な知識が詰まってて楽しく読める本であることは間違いない。
    特に、不思議の国のアリスの一場面の事が出てくる内容の所は、アリスをふっと思い出してクスッと笑ってしまう感じ。
    話が4つに分かれていて、それぞれ違う動物に焦点が当てられていて、ひげ小父さんなるものが解説してくれる。ああ、それが、ドエクル~につながるんだと妙に納得。

  • (1996.04.07読了)(1996.03.01購入)
    河合雅雄のたまたまうっかり動物園 (2)
    (「MARC」データベースより)amazon
    南アメリカの民族争いは、サッカーで決着をつけることに。アルマジロをボールにして、ずるをしようとしたが、さて勝負のゆくえは…。そのほかカラスが英国の女王様の宝石を盗む話など4話を収録。動物博士の動物シリーズ第2弾。

    ☆関連図書(既読)
    「星から来たペンギンの話」草山万兎著、小学館、1995.12.20

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著者プロフィール

草山万兎 本名・河合雅雄。1924年、兵庫県に生まれる。京都大学理学部動物学科卒業。霊長類学者、ナチュラリスト。兵庫県立人と自然の博物館名誉館長、兵庫県立森林動物研究センター名誉所長。専門は生態学、人類学。長年サルからヒトへの進化の問題を研究してきた。朝日賞、NHK放送文化賞、紫綬褒章、日本学士院エジンバラ公賞などを受賞。主な著書に『少年動物誌』(福音館書店)、『子どもと自然』(岩波書店)、『人間の由来』(毎日出版文化賞)「たまたまうっかり動物園」シリーズ〈全三巻〉「河合雅雄著作集」〈全十三巻〉(以上小学館)、『小さな博物誌』(筑摩書房/産経児童出版文化賞)、「河合雅雄の動物記」シリーズ〈全八巻〉(フレーベル館)など多数ある。

「2018年 『ドエクル探検隊』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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