- Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
- / ISBN・EAN: 9784092905078
作品紹介・あらすじ
マンディは孤児院で暮らす、かわいい女の子。ある日、探検して小さな古い家を見つけました。そこはマンディにとって、自分だけのお城。いつかきっと、王子様が来てくれるに違いない…。心温まる涙が止まらない、ジュリー・アンドリュース不朽の名作を復刊。
感想・レビュー・書評
-
偉大な〜が好きだったから手を出したのだけど、前半ワクワクするし気持ち分かるわ〜となかなか良い感じだったのだけど、後半一気に都合良すぎて下降げんなり。残念。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
幼い頃に公文式の教材の中で、この物語の一節を読みました。短い一節だけだったのに、強く印象に残っていて、しかもその印象の色彩の鮮やかさが強烈でした。
大人になってある日突然読みたくなりましたが、題名を知りませんでした。数年かけてどうにかこの本に行き着きました。
私はこの本を大人になった今読み終わり、訳者の方のあとがきに肝を潰されました。私がこの本を数年かけて探し、読んだ深層心理を当てられた気がしたからです。
「家族」の意味。関わり。変化。
まさにこの事を思い悩んでいる最中に、この本を手に取り、読みました。
自分の家族を築き上げる、築き上げることができる。そんな思いをこの本から得ました。
子供の頃感じた色鮮やかさとは違う、暖かさを感じる作品でした。 -
久々に読みかえしました。
私の植物好きの切っ掛けを作った本です。
前に持っていたのは岩谷時子翻訳版で、それは幼稚園へ寄付してしまったので、最近新訳版を買い直したのです。
子供の頃に好き!と思った物は、やっぱり大人になっても好きのままでした。
ひみつの小さな家と庭の描写は、今読んでもときめきます。 -
30年以上絶版だった本が新訳で再版された。
子供の頃に読んでいたら、深くはまっていただろうな。
子供の自分だけの世界を求める、一途でだからこそ危なっかしい、行動と心の動きに引き込まれる。
※未読の方はここまで
ハッピーエンドなのかな。
ハッピーエンドなんだよね。
子供の頃読んでたら、疑いもなくハッピーエンドだと思ったかもしれない。 -
メリー・ポピンズ、サウンド・オブ・ミュージックで主役を演じたジュリー・アンドリュースの児童書。
孤児院に暮らす少女マンディが自らの夢を切り開いていく。
小中学生の女の子が夢中になって読みそうかな。
絶版のようなので入手困難だと思いますが。 -
マンディは孤児院で暮らす、空想好きな賢い女の子。ある日、自由時間中に、大きな森に囲まれた、古い小さな美しい家を発見します。それはやがてマンディにとってかけがえのない、大切なものになっていき…。
大きな森に囲まれた、古い家。自分だけの秘密の家というシチュエーションになんとも惹かれます。自分に本当に必要なことを探し出し、それを決して諦めない勇気には、読んでいて胸が熱くなりました。
ジュリー・アンドリュースさん、素敵な物語を描く人だなと思います。このお話、大好きです。 -
孤児のマンディは10歳の女の子。
ある日散歩に出かけたマンディは、森で小さな廃屋を見つけます。近くには小川が流れ、小鳥や野うさぎ、仔鹿もやってきます。
そこは少女のささやかな秘密の場所になりました。ときどき孤児院を抜け出して、荒れ果てた部屋と庭を手入れし、ひとりの時間を過ごすようになりますが。。。。。。。。
作者は映画“サウンド・オブ・ミュージック”や“メリー・ポピンズ”でお馴染みのジュリー・アンドリュース。古き良き時代の児童文学って感じ。夢みる乙女にぴったりの読みものです。もちろん、むかし乙女だった方にも。。。。。
-
昔、これを読んでよく泣きました。
孤児院にいる女の子が自分の場所を自分でみつけていく、素敵なお話しです。
小公子が好きなあなたならおすすめです。