いつも見ていた広島: 小説吉田拓郎 ダウンタウンズ物語

著者 :
  • 小学館
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (459ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093797122

作品紹介・あらすじ

「あの時代の広島の青春」は日本一の若者文化だった。吉田拓郎を生んだ土地とその時代。

感想・レビュー・書評

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  • 吉田拓郎の中学から大学時代を描かれた自伝のような一冊。

    吉田拓郎の自己紹介からが広島という履歴が全く消えていると言う事を書いたら、この本を読んだら彼の広島への思い入れが分かりますと言われ読み始めました。

    彼の大学までのこの物語は私の高校卒業までの時代とピッタリ重なります。なので、同じ広島で生きたその頃のことや風景など読み進んでいくにしたがって、自分の広島で生きてきた時代と重なり、懐かしい想い出を私も再確認しました。

    ただ、彼が広島という自己紹介から消した事件はこの本のあとの一年目に起こることで、その時点まで書かれていないこと、この本が出されたあとも彼の公式プロフィールにはいまだに広島という文字がでていないことなどを考えると、少し残念な気持ちにもなりました。

    彼が広島フォーク村を立ち上げるまでの人生はとんがっていたんだなぁ~とつくづく感じ、そういう完成があったからこそ、ここまで音楽を追究出来たのだろうなと思えました。

    大学でのコンサートなどでのトラブルで二度と広島で歌わないし、来ないと宣言して彼のプロフィールから広島の文字が消えました。
    大学に碑が出来たり、コンサートもその後に広島で開かれたりしたそうですが、いつか本当に彼の履歴の中に広島の文字が出てくれればと思った次第でした。

  • 書籍番号
    M110129-024-9784093797122

  • デヴュー以前の拓郎と広島の風景。

    (この項、書きかけ)

  • 広島で青春を謳歌した拓郎とバンドメンバー 「♪ボクの髪ーが・・」発表まで、もう少し執筆して欲しかった。 

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著者プロフィール

1946年、千葉県船橋市生まれ。1969年、タウン誌のはしりとなった『新宿プレイマップ』創刊編集者を皮切りに、「セイ!ヤング」などの放送作家、若者雑誌編集長を経て音楽評論家、ノンフィクション作家、放送作家、NACK5「J-POP TALKIN’」、FM COCOLO「J-POP LEGEND FORUM」、TOKYOFM「Kei‘s Bar」パーソナリテイー。「毎日新聞」「J-CAST ニュース」「B-PASS」など、新聞雑誌でレギュラー執筆中。日本のロック・ポップスを創世記から見続けている一人。日本放送作家協会会員。
主な著書に、『陽のあたる場所/浜田省吾ストーリー』『オン・ザ・ロードアゲイン~浜田省吾ツアーの241日』(角川書店・文庫)、『読む J- POP1945 ~ 2004』(朝日文庫)、『小説・吉田拓郎~いつも見ていた広島』(小学館)、『70 年代ノート』(毎日新聞)、『永遠のザ ・ フォーククルセダーズ~若い加藤和彦のように』(ヤマハミュージックメデイア)など多数。

「2017年 『ビートルズが教えてくれた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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