- Amazon.co.jp ・本 (390ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093873819
作品紹介・あらすじ
読めない名前の子どもたちが殺される!?被害者の名前は「五百旗」に「計徳」。掌には謎のメッセージ「1+1=」。深夜の公園で彼女は何をしていたのか?隣りのオタクに気をつけろ!手首を斬り落としたのはなぜ?食べてはいけない!謎また謎。ツイストに継ぐツイスト。スピーディで華麗な展開。どんでん返しの連鎖反応があなたをつかんで離さない!9年の沈黙を破って黒崎緑が秘術をつくす待望の長編ミステリ。
感想・レビュー・書評
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確か、「しゃべくり探偵」が面白かったから、名前を覚えてちょっと追いかけてみたのだけれど、後のはイマイチで、これも一応読んだ体だったはず。
装画 / 浅倉 めぐみ
初出 / 『本の窓』1998年6月号~2001年3・4月合併号連載分を改稿詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この作者好きですけど、ええええ…ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3というパターン!幼い子供が次々犠牲になり、犯人はたいしたことがなくて、主人公の女もうじうじしていてツラァ\(^o^)/
いや、まあ仕方ないか。読後感、お子様お持ちの方なら、とても鬱になれます。それでも良いなら読んでみてください。あと私オタクだけどやけにオタクばかり連呼されていて不愉快でございました! -
よくできたミステリです
登場人物の「やや」ゆがんだ人格も上手に描かれ
ちゃあんとドンデン返しもあります
ただ・・・読後感が悪かった
人の死なないミステリが好きになりつつあるkitanoです -
黒崎緑『未熟の獣』読了。タイトルから思い描くより、表紙の絵はかわいらしい。連続して起こった女児の殺人事件に関わる人の心の暗闇。ラスト、犯人が捕まってホッとしたと思いきや…。
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読む前の期待が大きかったんだけれど、期待に違わず。
「1+1=」の答えはわりと単純だった。なんとなしに見当はつく。犯人の狙い(動機)も単純。犯人候補の人物も少ないから、それほど意外じゃない。けれどそこで油断してると、足元をすくわれる。事件に関係なさそうなところの謎が解けるとき、それがすごく怖い。そして「誰でも陥るかもしれない狂気」にはさらに恐怖。このあたり、「闇の操人形」に通ずるものがあるのでかなり好み。 -
やっと読んだよシリーズw
予備校時代に読もうと思ってたのに読めなかったもの。内容は、まぁこんなもんかって感じ。 確かによくできてて読者の思考を手玉に取っているよう。でも、俺には物足りなかった。 -
公園に宿る猟奇。オタクの歪んだ少女への思い。正常と異常のバランスが崩れ行く手フェチの男。
最後の最後に・・・最期への道を転がりハジメル女。ちょっと読後感が猟奇残ってキモイ。