見た目で手に取った本。
手書きのような文字にイラストの雰囲気も良かったので。
最終的にはおババの森の外まで話が行ってしまうし
探偵、というからミステリーかと思いきや
それほど旨みのある謎も事件も起こらないし
確かに主人公は「おババの森の木登り探偵」かもしれませんが
その人の物語、というには広がりすぎている感じを受けるし
もっと他に内容に合う良いタイトルがなかったものかと思いました。
…そう簡単に思いついたらそうしてますよね^^;
じゃあどういう本かと言えば
人との繋がりと自然の本、でしょうか?
主人公が良い歳のわりにちょっと配慮の足りない所などが
実際にいそうで親近感が持てました(笑)
厚い本ですが字数はさほど多くなく
短い章で区切ってあるので読みやすくはありました。