英国ファンタジーをめぐるロンドン散歩

著者 : 山内史子

• 小学館 (2016年6月29日発売)

作品紹介・あらすじ

5つのテーマでめぐるロンドン旅ガイド

『ハリー・ポッター』『くまのパディントン』『ピーター・パン』『風にのってきたメアリー・ポピンズ』『クリスマス・キャロル』『不思議の国のアリス』『ピーターラビット』──時代を越えて、世界中の人々から愛され続けるイギリスのファンタジー文学や児童文学作品。
本書では、その中から30作品を選び、ロンドンの街に点在する物語の舞台やゆかりの地を、「駅」「テムズ川」「公園」「英国王室」「観光地」という5つのテーマに沿って訪ね歩くとともに、ロンドン郊外へも足を伸ばします。子どものころから幾度となくページをめくってきた物語が、不思議と魔法の世界へ続く扉を開く鍵になる──そんな新しい旅へと皆さまをご案内します。二度目からのロンドンは、ぜひテーマのある旅を！
旅の予定がある方にはもちろんのこと、予定がない方にもページをめくるだけでも楽しんでいただけるオールカラーのビジュアルガイドブック。テーマ別の歩いてたどれる散策マップ付きです。

【編集担当からのおすすめ情報】
ロンドンは不思議と魔法に包まれた魅力あふれる街です。ロンドンの街はひととおり観光したことがあるいうリピーターの方にも、本書でご紹介したテーマで街を歩いていただくと、きっと新たな発見と驚きがあることでしょう。

感想・レビュー・書評

[okkkiy555さんの感想 · 2023年12月25日]

イギリスの名所と、イギリスにまつわる物語を紹介するエッセイ。著者の語り口が非常に好きだ。読んでいると、常に物語に登場するキャラクターが見え隠れするからだ。単なるガイドにとどまらず一緒に旅をして楽しむビジョンが見せられる文章というのは、なかなか書くことができない。
終始感動して読んだ。
写真も素晴らしい。イギリスの建築、雑貨、グルメ全ての魅力を余すところなく伝えてくる。胸に響くような写真の数々に心が躍った。
イギリス文学から離れてしまっていたので、少しずつここに掲載されている代表作を読んでいこうかなあ…と考えるきっかけにもなった。

[あまねさんの感想 · 2021年11月27日]

イギリス出身の映画や作品の聖地巡りをしている感じがして、とても楽しかったです。
ハリー・ポッター、ロード・オブ・ザ・リング、ピーターパン、くまのプーさん、不思議な国のアリスなど、子どもから大人まで知っているような作品が登場するので、「あの場面は、ここがモデルなんだ！」と興奮しました（笑）写真もいっぱい載っているので、そこでもイメージしやすかったです。最近の作品だけじゃなくて、アーサ王や小公女などの作品もあるので、懐かしくなります。
この本を読んでから、紹介された映画をまた観るのも楽しいかもしれません！

[よぴ吉さんの感想 · 2019年1月11日]

　英国、この本では主にロンドン、それから郊外の街で書かれ、舞台となったロンドンとロンドン近郊を物語とともに紹介した本。
　「ハリー・ポッター」シリーズや「パディントン」シリーズ、「くまのプーさん」シリーズ、「不思議の国のアリス」、「指輪物語」などのファンタジー作品が、舞台となった場所の写真と一緒に、物語とその背景にあった社会的な背景とともに紹介されています。
　写真がとにかくきれいで、勝手ながらロンドンに抱いていたイメージを、良い意味で覆されました。
　鮮やかな公園の緑、多くの花の色、町並み、駅舎とプラットホーム。不思議なくらい美しいです。
　現代的なものと、中世から続いている歴史的な建造物が当たり前のように同居しているロンドン。すごいなあ、いいなあと思いました。

　遥か昔に、子どものころ読んだ「くまのプーさん」、や「不思議の国のアリス」「メアリー・ポピンズ」シリーズなど、また改めて読み返してみたいなと思いました。きっと文章から美しいロンドンの町並みが思い浮かんでくるんじゃないかなあ。

[摂南大学図書館枚方分館さんの感想 · 2022年11月30日]

摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50022393

[ジェーン・ドゥさんの感想 · 2021年10月18日]

英国ファンタジーをめぐるロンドン散歩
ロンドンは現実と物語との境界線があいまいで、至るところに魔法がかかっているんだなぁ。
いずれ、英国へ聖地巡礼したい！と思っているファンタジー小説好きにはたまらない一冊。
写真も素敵で、読書中はロンドンへ擬似旅行してる気分にもなれました。

[ariさんの感想 · 2021年2月13日]

ピーターパンやハリーポッターなど身近なファンタジーの舞台が出ていて興味が惹かれる場所ばかりだった！
また散歩ルートの地図があったり、写真も多くあったので自分も旅行している気分を味わえ楽しかった!

[シルルさんの感想 · 2019年3月16日]

ファンタジー文学30作品の舞台になった、イギリスのスポットを紹介した本。
他にも同じテーマの本多いけど、この本は有名どころじゃないスポットが載ってたり、ルートが載っていたりわかりやすい。

[kumakuma4さんの感想 · 2017年1月20日]

ロンドンには色々な物語の舞台となった場所がこんなにあったのですね…是非次回の参考にしたいです。

[りづさんの感想 · 2016年11月6日]

2016.11.6

[D.Hさんの感想 · 2016年10月29日]

図書館

ハリーポッターの撮影場所見たさに読んでみる。
オックスフォードにあるアリスショップが、本物のアリスも買い物に来ていた雑貨屋さんという情報にびっくり。