SNSで儲けようと思ってないですよね?: 世の中を動かすSNSのバズり方

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093885522

作品紹介・あらすじ

SNSが120%威力を発揮する使い方!

わからないことをネットで検索していませんか?

売上げ第一でマーケティング戦略を立てていませんか?

広告や宣伝で、ちょこっとウソをついていませんか?

SNSをコストのかからない宣伝ツールだと思っていませんか?

いかがでしょうか?
ひとつでも思い当たる方は、残念ながらSNSを使いこなしているとはいえません。

本書では、ソニー・デジタルエンタテインメントを
日本有数のソーシャルマーケティング企業として成長させた
カリスママーケッターの著者が、SNSの正しく効果的な使い方を大公開!

あなたのSNSがなぜバスらないのか、
その理由が目からウロコが落ちるようにすべてわかります!

感想・レビュー・書評

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  • 読み返し。6年前なのにもうフェーズが変わってる。既にAIに言及。

  • ブログで収入を得たい!指南書をいくつか読んでみると、TwitterやFacebookの活用していこうと書かれていました。Twitterはまだまだ始めたばかりなんだけど・・・、というときに出会ったのが「SNSで儲けようとおもってないですよね?」です。

    えっ、バリバリ稼ぎたいと考えているのに。SNSで仕事を考えるのは、もしかして時代おくれなのか?とハラハラしながらページをめくりました。

    著者福田淳さんは、SNSは「みんなでいい情報、アイディアをシェアして社会を良くしよう」という発想から始まる。そして、自分の興味関心がそのまま「社会を良くする」。

    また、「社会の役にたつことが、ビジネスになる」という言葉に、どうしたらブログで生活していけるようになるのかということばかりを考えていた自分は、なにかとても大切なことを見失っていたなと気づかされました。

    私は、自分が運営するブログはなぜ図書館にこだわったのか。図書館が私の芯となっているかを思い出させてくれました。これを読まなかったら、ブログが上手くいかなかったら結構簡単にあきらめていたかもしれません。

    SNSというのは、薄っぺらなもので簡単にばずったり利益へとつなげることができるツールなのではなくて、「モノやサービス、企業」に対する共感・信頼を得ることでその価値を高めることなのだと、この本を読んで学ぶことができました。

    初心にもどり、SNSとの付き合い方をあらため、今度はもっとシンプルにみんなでいい情報をシェアしたいという思いから始めることができそうです。

  • ・ブランド理念をつくる
    ・直感と好奇心を深堀りして一次情報を取りに行く
    ・「アイデアで世の中を良くする」など自分のテーマを決める

  •  誤解されやすい書名だと思う。
     「SNSをバズらせてマネタイズに結びつけるには?」みたいな、小手先のテクが書かれたチャラい本だと思われかねない。

     実際に読んでみれば、そうではない。ソーシャルメディア時代の“人の輪”の作り方や、“社会をよい方向に変えるためにソーシャルメディアをどう活かしていくべきか?”といったことが、カリスマ・マーケッターである著者の体験をふまえて論じられている。

     語り口調に近い軽快な文章ながら、けっこう深いことを言っている。
     たとえば、ドナルド・トランプのSNS活用術を分析したあとで、著者は次のように書く。

    〝このようにしてトランプ氏は、通常のメディアでは伝え切れない、ソーシャルメディアならではの特性をすべて取り入れた戦略を立てたのです。こうした背景から、トランプ氏は、「突然現れたモンスター」ではなく、SNS効果を熟知している「優れたマーケッター」なのではないかと僕は見ています。〟

     政治評論家などとは異なる位相からの著者のトランプ評価は、傾聴に値する。

     また、ソーシャルマーケティング企業の代表格「ソニー・デジタルエンタテインメント」の初代社長である著者が、生身の人のふれあいを重視している点は、意外で面白いと思った。

    〝日々の「街歩き」のことを、僕は「素振り」と呼ぶことにしています。(中略)
     バットを振り続けている限りはボールが当たることだって時々はある。打席に立っている分、街を歩いている分、打つべき角度だとか、土地勘だとか、マーケッターとして重要な、「気配を察する能力」が磨かれていくからです。

     実際、街歩きが習慣になると、「時代の気分」を次第に感じることができるようになっていきます。〟

     それから、『少年マガジン』を100万部雑誌に育て上げた天才編集者・内田勝さんとの思い出が随所に紹介されている点は、個人的にうれしかった。
     内田さんはソニー・デジタルエンタテインメントの初代顧問であり、著者は自らに影響を与えた「4人の偉大な大先輩」の1人に数えている。

     生前の内田さんとは、一度だけ一緒に飲む機会があった。そのとき、内田さんの著書『奇の発想』(三五館/これは名著)にしていただいたサインは、私の宝物だ。

  • 2018年6月7日読了。

  • <閲覧スタッフより>
    昔は雑誌やテレビが主な広告の場でしたが、今はSNSで一度”バズ”ればヒットする、誰もが広告塔になる時代。そこに気づいた著者の福田さんがいわゆる”バズり方”を解説したのがこの本です。読んでみれば「なるほど!」と思うことばかり。SNSの商業的な活用方法がわかる一冊。
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    所在記号:675||フク
    資料番号:10241068
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著者プロフィール

福田 淳
スピーディ・グループCEO
1965年日本生まれ / 日本大学芸術学部卒
ソニー・デジタルエンタテインメント社、ファウンダー 
金沢工業大学大学院 客員教授 / 横浜美術大学 客員教授 

企業のブランドコンサルタント、女優”のん”をはじめ俳優・ミュージシャンなどのタレントエージェント、ロサンゼルスのアート・ギャラリーSpeedy Gallery運営、エストニアでのブロックチェーンをベースとしたNFTアート販売、1948年創業の高陵社書店(現 株式会社スピーディ・ブックス)を傘下におさめ、世界33カ国で出版事業を行なっている。
その他、沖縄リゾート、米国での不動産事業、ハイテク農場運営、ゲノム編集による新しい食物開発、スタートアップ投資など"文明の進化を楽しむ"をテーマに活動している。
カルティエ「チェンジメーカー・オブ・ザ・イヤー」、ワーナー・ブラザース「BEST MARKETER OF THE YEAR」など受賞。著書、講演多数。

公式サイト:
http://AtsushiFukuda.com

「2022年 『ストリート系都市2022』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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