笑顔のママと僕と息子と973日間

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 95
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093885829

作品紹介・あらすじ

ベストセラーの後、人気キャスターと息子は

2016年2月に発売した『112日間のママ』は、多くの読者が涙し、15万部のベストセラーとなりました。
妊娠中に乳がんが発覚した妻が出産後3ヶ月で亡くなるまでを書いた著者。息子を育てながら、キャスターとして週5日の生放送出演と土日を利用しての講演活動を続けていましたが、20キロもやせ、笑えていない自分に気づき、2017年1月に読売テレビを退社。今は週4から5回の講演を続けています。妻をなくしたあとの孤独、子育ての大変さ、退社の決意、今の心境などについて本書で初めて綴られています。
息子が夜中に発熱したのをどうしたらいいか、振りかけご飯しか食べないが大丈夫か、駄々をこねられて亡妻ならどうしたかと途方に暮れる・・シングルファーザーの毎日は不安が続きます。
本人はもちろん、家族ががんになった時から「大変ですね」と気を遣われる存在になってしまっているのを感じ、孤独を味わうことになる。著者はそんな多くの人を元気づけるためにも、たくさんの同じように苦しんでいるかたたちと出会っている講演のこと、成長した長男の可愛いやんちゃぶりに、やっとみんなで笑うようになってきた日常を語ります。


【編集担当からのおすすめ情報】
「シミケン」の愛称で人気のキャスター、清水健さん。
しかし、妻の奈緒さんを亡くしたのち、スムーズに周囲の助けを借りることもできず、孤独の殻にとじこもっていた日々があったことを本書で語っています。
その苦しい時間を経たのち、どうやって前を向いて歩き始めるようになったのか。
明かされる赤裸々なエピソードに、病気と闘う人、大切な人を失った人、子育てが思うように行かない人、誰もが勇気づけられます。

感想・レビュー・書評

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  • 前作を読んでいて読みたいと思っていたので、購入しました。
    泣きました。
    ボロボロになるまで、頑張っていて、応援したいと思いました。



  • 清水健さん 2018.2.25

    大好きなスタイリストの奈緒さんは乳がんで
    若くして天国へ旅立たれた。
    愛する息子を残し、清水健さんは
    二年間はキャスターとシングルファザー、講演会
    その後はキャスターを辞め、
    シングルファザーと講演会を関西を中心に行なっている。

    シングルファザーの目線から、
    子育ての大変さ 社会が片親に配慮が足りないこと
    余計に気遣われて他者と距離が出来ること
    自分の家族の協力があってこそ、パパ出来ること。

    いつもありがとうって伝えることの大切さ、
    大切な人こそ身近にいるから、ありがとうを伝えておくべきこと、抱きしめること、
    忘れないようにしたいなと思った。

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著者プロフィール

1966年、東京生まれ。ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジ数学科博士課程修了。日本シャーロック・ホームズ・クラブ(JSHC)、フランス・シャーロック・ホームズ協会(SSHF)およびロンドン・シャーロック・ホームズ協会(SHSL)会員。

「2021年 『マクシミリアン・エレールの冒険』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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