新・ゴーマニズム宣言 7

  • 小学館
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093890076

作品紹介・あらすじ

SAPIO大反響連載の単行本化、第7弾!

新読者のために…今回は31ページ巨大書き下ろし「特別編・ゴーマニズム戦記…新読者のために」で「ゴー宣・ヒストリー」が展開されます。さらにインタビュー「語るゴーマニズム宣言」で作者が分かり易く語ります。

感想・レビュー・書評

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  • よしりんを読み進める。
    何年か前とはまた違う角度で読めている気がする。

  • この巻では戦争論の反響(海外でも)、つくる会の経過、携帯関係に期待しない、大衆の定義、歴史の大切さが書かれている。「戦争の悲惨でなく戦争を語れ」とはごもっとも。

  • 「公」と「私」、「集」と「個」

    戦後民主主義の中で、空洞化した個人主義に陥った現代人。そして紛れもなく、自分もその時代で育った。


    「個」を作るには核になるものが必要で、それが信仰や国家や伝統。それがないから、空洞化した空っぽの「個」ができてしまい、それに耐えきれなくなった若者が「自分探し」にはまるのだ。
    という論旨は、2010年の今、老若男女問わず、全ての現代人が陥っていると思うのは、日常生活を見ていれば、容易にわかる。

    携帯電話やゲームは、こんな空洞化した個を埋めてくれると勘違いさせるには十分な威力を持っている。

    しかし、これは「情報」でしかつながっていない。

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著者プロフィール

1953年8月31日生まれ。1975年、福岡大学在学中に初めて描いた漫画『東大一直線』が赤塚賞の最終候補で落選するが、雑誌に掲載され、大ヒットとなる。『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』『ゴーマニズム宣言』など話題作多数。
●主な著書
『新ゴーマニズム宣言10』(2001、小学館)、『新・ゴーマニズム宣言Special 台湾論』(2000、小学館)、『新・ゴーマニズム宣言Special「個と公」論』(2000、幻冬舎)、『ゴーマニズム宣言9』(2000、幻冬舎)、『朝日新聞の正義』(共著、1999、小学館)、『自虐でやんす。』(1999、幻冬舎)、『国家と戦争』(共著、1999、飛鳥新社)、『子どもは待ってる! 親の出番』(共著、1999、黙出版)、『ゴーマニズム宣言 差別論スペシャル』(1998、幻冬舎)、『 知のハルマゲドン』(共著、1998、幻冬舎)、『ゴーマニズム思想講座 正義・戦争・国家論』(共著、径書房)、『教科書が教えかねない自虐』(共著、1997、ぶんか社)、『小林よしのりのゴーマンガ大事典』(1997、幻冬舎)、『小林よしのりの異常天才図鑑』(1997、幻冬舎)

「1997年 『ゴーマニスト大パーティー3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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