歩-私の生き方・考え方-

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 104
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093965255

作品紹介・あらすじ

「脇役の一流」を目指した男の思考と努力

今季限りで引退したヤクルト・宮本慎也選手。
入団時は、野村克也監督から“自衛隊”と呼ばれたように“守備の人”としての印象しかなかった彼ですが、12年には2000本安打も達成、攻守ともに一流の球界を代表する選手となりました。ヤクルトばかりか、五輪代表でも主将を努めるなど、リーダーとしての評価についても、誰もが認めるところです。
PL学園、同志社大、プリンスホテルと進み、さまざまな恩師との出会いのなかで、技術論、精神論など、どんな教えを受け、何を学んできたのか。さまざまなエピソードとともに初めて明かします。
「脇役の一流」を目指した男が「歩」から「と金」になるまでの「思考と努力」の全軌跡です。
飛び抜けた資質をもたぬ人間はどう生きればいいのか。ここには、明日への助言が溢れています。野球ファンばかりか、ビジネスマンも必読の一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 宮本慎也さんの生い立ちがわかった。

  • 「脇役の一流」
    野球に対する考え方と、人としての生き方。
    宮本慎也が何故脇役の一流になったのかが凝縮された一冊。

  • 好きな事に対する向上心、興味、熱意が自分には足りないことに気づかされた。

  • 私のような素質に恵まれない選手でも、努力の方向性を間違えず、野球と向き合う時間を長くして、さまざまなことをかんがえ、努力して行けばそれなりの選手になれるのです。

  • 昨シーズン限りで現役を引退した元スワローズの宮本慎也氏の自伝。宮本氏の今までの生き方、考え方はさんこうになるものがあった。

  • 二〇一三年で引退を決めた、ヤクルトの宮本慎也さんの著書。
    本人が淡々とこれまでの人生を振り返って書いていて、読みやすい。文章が、とても謙虚。
    「野球を楽しいと思ったことがない」という宮本さん。「これができなければ、生きていけない」と感じていたという。
    やっぱり、プロの感覚はすごいなあと思った。

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著者プロフィール

1970年、大阪府生まれ。PL学園、プリンスホテルを経て、’95年にヤクルトスワローズに入団。’97年からレギュラーに定着し、’97年、2001年の日本一に貢献。2004年、’08年には北京五輪の日本代表主将に指名され、’06年のワールドベースボールクラシックにも出場。2012年に2000本安打と400犠打を達成し、’13年に現役引退。ゴールデングラブ賞10回、オールスター出場8度。2001年のシーズン67犠打は世界タイ記録。2011年には三塁手最高守備率.997をマーク。コーチを兼任した13年に43歳で引退、評論家になる。18、19年シーズンは、ヤクルトスワローズ1軍ヘッドコーチを務める。

「2020年 『師弟』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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