- Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093965255
作品紹介・あらすじ
「脇役の一流」を目指した男の思考と努力
今季限りで引退したヤクルト・宮本慎也選手。
入団時は、野村克也監督から“自衛隊”と呼ばれたように“守備の人”としての印象しかなかった彼ですが、12年には2000本安打も達成、攻守ともに一流の球界を代表する選手となりました。ヤクルトばかりか、五輪代表でも主将を努めるなど、リーダーとしての評価についても、誰もが認めるところです。
PL学園、同志社大、プリンスホテルと進み、さまざまな恩師との出会いのなかで、技術論、精神論など、どんな教えを受け、何を学んできたのか。さまざまなエピソードとともに初めて明かします。
「脇役の一流」を目指した男が「歩」から「と金」になるまでの「思考と努力」の全軌跡です。
飛び抜けた資質をもたぬ人間はどう生きればいいのか。ここには、明日への助言が溢れています。野球ファンばかりか、ビジネスマンも必読の一冊です。
感想・レビュー・書評
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宮本慎也さんの生い立ちがわかった。
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「脇役の一流」
野球に対する考え方と、人としての生き方。
宮本慎也が何故脇役の一流になったのかが凝縮された一冊。
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好きな事に対する向上心、興味、熱意が自分には足りないことに気づかされた。
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私のような素質に恵まれない選手でも、努力の方向性を間違えず、野球と向き合う時間を長くして、さまざまなことをかんがえ、努力して行けばそれなりの選手になれるのです。
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昨シーズン限りで現役を引退した元スワローズの宮本慎也氏の自伝。宮本氏の今までの生き方、考え方はさんこうになるものがあった。
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二〇一三年で引退を決めた、ヤクルトの宮本慎也さんの著書。
本人が淡々とこれまでの人生を振り返って書いていて、読みやすい。文章が、とても謙虚。
「野球を楽しいと思ったことがない」という宮本さん。「これができなければ、生きていけない」と感じていたという。
やっぱり、プロの感覚はすごいなあと思った。