ヤットコスットコ女旅

著者 :
  • 小学館
3.43
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本棚登録 : 161
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093965453

作品紹介・あらすじ

ゲラゲラ笑えて元気になれる傑作旅エッセイ

室井さんの行くところ事件あり!?

女優としてはもちろん、エッセイスト、絵本作家など活躍の場をどんどん広げている室井滋さんの最新作がついに登場! 東へ西へ旅を続ける移動の車中や宿泊先で起きたハプニングの数々をユーモラスに綴った、初めての旅エッセイです。

北陸新幹線開通以降、大いに盛り上がる北陸路、地元富山や金沢のことから、京都や奈良などの全国の人気観光地、そして宿泊先でのまさかの怖~い出来事まで、ゲラゲラ笑えるエッセイが満載。読んでいるうちにどんどん元気がわいてくる「読むサプリ」で、旅に出たくなること請け合いです。

装画は、『しげちゃん』など数々の作品でコンビを組む人気絵本作家・長谷川義史さんが描き下ろし。旅先などにも持ち運びやすい新書サイズです。




【編集担当からのおすすめ情報】
本書は、女性セブンで大人気連載中のエッセイを中心に、とりわけ面白く、読者からの人気の高かったエッセイを厳選して収録しています。

室井さんの行くところ、たちまち起きるハプニングは、旅の醍醐味そのものです。「旅は道連れ世は情け」の言葉のとおり、室井さんは旅の車中でたまたま横になった人や旅先で一緒になった初めての人たちとも会話して、ひょいっと心を通わせ仲良くなっていきます。そんな”おばちゃんパワー”が行間からもあふれるエッセイを読んでいると、自分の小さな悩みは雲散し、たちまち元気がわいてきます。

感想・レビュー・書評

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  • 女優室井滋さんの旅についてのエッセイ。旅先、移動中の出来事、怖い出来事、ご出身の富山でのこと。
    最近、三浦さん、角田さんのエッセイを読んできたけれど、当たり前だけど、それぞれ個性が出ており、こちらは室井さんの人となりが出ており、楽しい読書時間となりました。
    私も旅先でのことだけでなく、移動中(特に電車での)が好きなんだけれど、着眼点が違うのか、そんなに面白いこととかなくて…、こちらを読んでいると実に楽しそうで良い。全体的にも地元愛や怖いお話であっても心の潤いとなりました。
    長谷川義史さんの絵がまた可愛いです。

    • goya626さん
      面白そうですね。表紙の絵が著者に似ている!
      面白そうですね。表紙の絵が著者に似ている!
      2020/03/15
  • 読み手にだらける時間を与えず、完結させるエピソードの数々☝️。室井さんのお人柄がますます好きになりました

  • 久しぶりのムロイさんのエッセイ。

    いいですねぇ。飾らず、ほっこり、そしてきっぱり。

    通勤時間だけでサクッと読めちゃって、しかも朝から楽しい気分にさせてもらえました。

  • 旅のエッセイ。
    「私もそういう経験あるよ!」「えっー、大丈夫?」「その気持ちわかるわ〜。」とつい声が出てしまう、友人の話を聞いている様に楽しく読みました。
    コロナが終息し、こんな風に楽しい旅が出来る日が来て欲しい。

    あとがきに”ヤットコスットコ“は北海道で生まれた方言(私の感覚ではやっとのことでという意味)とありました。母がよく使うので方言とは知らず驚きました。他にも知らずに使っている方言がある様で、娘が幼い頃、友達に「それどういう意味?」と聞かれたよ、と言っていたのを思い出しました。

  • 女性セブン連載のエッセイ集。室井滋の力量からすると、もう少し長いエッセイのほうがより面白いと思う。
    富山愛溢れる気持ちが出ている。通勤時間にあっという間に読み終わった!

  • 女性週刊誌連載の旅エッセイ。
    軽妙な文体に活字もでかくて
    あっとゆーまに読み終える。

    [図書館・初読・10月6日読了]

  •  短くてとても読みやすい。 「旅は道連れ世は情け」、「一期一会」をとても大事にされてある方だと思いました。  それにしてもフィギュアスケートを見るのに27000円も出せるとは凄いと思いました。

  • 小ネタ盛りだくさん!

    室井さんのエッセイは何冊か読んできましたが、毎回、どうしてこうネタに事欠かないのだろう?と感心してしまうのです。
    今回も笑える、しんみりする、温かい気持ちになる小話が沢山詰まっていました。
    今回は、仕事やプライベートでの旅、移動にまつわる(たまに関係ない話題も出てきますが)テーマ集です。
    室井さんのキャラクターがそういう事件、現象を呼び起こしているとしか思えません。
    驚いたり、ほろりときたり、怒ったり、切なくなったり、怖がったり、笑ったり、あきれたり。
    室井さんの色んな感情スイッチが入れ代わり立ち代わり切り替わりますよ。

  • ミニコメント
    著者は女優でもある室井滋。ゲラゲラ笑えて元気になれる傑作旅エッセイ

    桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/632965

  • 室井滋さんの旅日記のようなエピソード集。
    それぞれが凄く短くて『え?それでその後どうなったの?』と聞きたい話が多数(笑)
    でもくどくどと説明してないのがまたいいのかも?

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著者プロフィール

富山県生まれ。女優。早稲田大学在学中に「風の歌を聴け」(1981年)でスクリーンデビュー。数々の映画賞受賞のほか、2012年に日本喜劇人協会喜劇人大賞特別賞、2015年松尾芸能賞優秀賞を受賞。1991年マガジンハウスより『むかつくぜ!』を発刊以来、著書本多数。2011年に『しげちゃん』(金の星社)で絵本原作デビューし、同年より絵本ライブを全国で開催。ほかに、『ウリオ』『キラキラ は・は・歯』(世界文化社)、『チンチンボンボさん』(絵本館)がある。また、ディズニー映画「ファインディング・ニモ」「ファインディング・ドリー」日本語版のドリーの吹き替えや、FMとやまで昔ばなしの読み聞かせも行っている。

「2021年 『しげちゃんの はつこい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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