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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784094022711
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死というテーマを深く掘り下げたこの書籍は、著者が自身の闘病生活を通じて見出した生きる意味や死後の世界への考察を描いています。元検事総長としての現実主義的な視点から、死を受け入れた著者は、死後の存在を否...
感想・レビュー・書評
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斎藤孝さんの著書の中でおススメとして出ていた事から気になっていた一冊。著者は何の因果か、本日亡くなられた第二次中曽根内閣の時の検事総長。
本書は手術から癌が発覚し、1988年に亡くなるまでの手記。法曹として、法律を片手に『悪い奴を退治する』検事として活躍。故に非科学的なものとは距離を保ち、現実主義的。死後の世界、の存在等は性に合わず。
「僕は、人は、死んだ瞬間、ただの物質、つまりホコリと同じようなものになってしまうのだと思うよ。死の向こうに死者の世界とか霊界といったようなものは無いと思う。死んでしまったら、当人は、まったくのゴミみたいなものと化して、意識のようなものは残らないだろうよ」再発より。
死後の世界を認めなかったからこそ、生きている時間を無駄せず、粛々と身辺を整理している様子が男らしく映った考えさせられる一冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
元検事総長の末期ガンとの闘病記。告知を受けたあとの、この人の仕事や私的なことの始末、そして自分自身の治療の選択、この環境の中で記録を続けるという気力、この人の意思の強さすべてに頭が下がります。ちょっと珍しい資料としては、中野正剛事件のときの東條英機内閣での総理、内相、検事総長、警視総監等のやりとりの記録が転載されていて、元々は近代史の関心から買った本でした。さて、自分が同じ状況におかれたときに、これほど強くあれるかどうか。
伊藤栄樹の作品
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