韓国と歴史は共有できない: 日韓歴史共同研究のまぼろし (小学館文庫 R か- 13-2)

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  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094023770

感想・レビュー・書評

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  • 教科書問題について知りたくて読書。

    歴史教育に関わってい人間だが、韓国からの教科書の修正要求がこれほどあったのは知らなかった。振り返ると歴代内閣の態度にも問題があり、今に至っているとも言える。

    根本的な問題として外国と歴史を共有できるのか。いや、そもそも共有する必要があるのかを考えた。

    毎度問題となるのは、韓国と中国だろう。両国とも歴史問題を内政へ利用しているので、問題は根が深い。

    それよりも改めて、過去、日本の左翼と言われる人たちが韓国や中国に火を投げ込み続けたことがよく分かる。苦労するのは彼らの子や孫の世代だというのに。

    韓国は一度、信じ込むと事実であろうと事実でなかろうと関係なく結論ありきの歴史認識となる。確かにそこに議論は存在しない。北朝鮮も同じだが、朝鮮儒教の悪疫の名残と言える。

    韓国と向き合っていくためには日本は筋の通った主張を繰り返し、下手に迎合しないことをこの20年の日韓史から学び、明日、明後日への糧にするのが現実的かと。

    日本も韓国の教科書へ修正依頼を出してみてもいいとと思う。まず日王から。

    読書時間:約55分

    本書は宮塚コリア研究所付設資料室からお借りしています。有り難うございます。

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著者プロフィール

昭和32年生まれ。広島県出身。早稲田大学第一文学部卒、同大学院博士課程修了。現在、明星大学戦後教育史研究センター勤務、歴史認識問題研究会事務局長。
著書に『抹殺された大東亜戦争』『明治の御代』『昭和天皇の祈りと大東亜戦争』『「慰安婦」政府資料が証明する〈河野談話〉の虚構』『天皇と国民の絆』(以上、明成社)、監修本に『日本近代史の真実―50 の質問に答える』(展転社)、ほか多数。

「2021年 『皇統を守る道』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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