- Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094024760
作品紹介・あらすじ
2002年ワールドカップ共同開催を前に高まっていた日韓友好ムードは、「教科書」「靖国」問題で消し飛び、韓国全土で反日感情が再燃した。著者は、韓国政府が民間交流をも禁じたことを徹底批判する。そして、そもそも日本統治時代にも日本人と韓国人の間には概ね「よき関係」が成立していたことを多くの実例から指摘し、それすら否定する韓国の「反日」は「国をまとめるために教育によって作ったもの」と鋭く分析する。さらに、「韓国が真に成長するには、この"反日"を捨てることが不可欠だ」と訴える。日韓両国国民覚醒の書。
感想・レビュー・書評
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ちゃんとしようよ。
私は日本が好きです。
韓国も好きだし。中国も好きです。
だからといって、もちろんオールオッケーみたいなことでもありません。
日本の嫌なこともあれば、韓国の嫌なことも、中国の嫌なことだってあります。
反日問題や反韓問題、反中問題は意識的に遠ざけてきました。
ただ心が苦しくなる思いがするだけだからです。
何かを嫌だという意見がある場合にはきっと理想とする姿があるはずです。
その理想とする姿になってないからこそ嫌だというのです。
ですが簡単に目にする反なんとか問題はその理想とする姿がみえないのです、
だから、ただ心が苦しくなるので遠ざけてきたのです。
理想とする状態がないのに、反論に対する反論のような気がするのです。
ちゃんと着地点を見つけてそこに向かう方法を考えればなんとかなることが多いと思うのですが。
というところでこの本です。
とても良いです。
着地点に向かうための内容になっています。
私自身避けていた理由は着地点を説明できるほど詳しくないからです
勉強もせずにですが。
森をみて木を見ずや、
木を見て森を見ずなことが多いのではないでしょうか。
人と人が仲良くしたいとおもうことになんの問題があるのでしょうか、
仲良くするための方法がかかれています。
とてもいい本だと思いました。
仲良くなろうよ、
争いたくて争っているひとは仕方がありません、そんな人だから。
仲良くしたくて争っている人は、争い方を考えたほうがいいのではないでしょうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
韓国について知りたてく読書。
読み応えがある内容。著者の本を読ませてもらうと朝鮮半島の国の人たちに対する疑問を解決(なるほどと納得できる)させることができる。
反日といえば、アジアでも韓国(北朝鮮)と中国だけが国策として行っているものであるが、同じ反日でも両国は異なることが分かる。
反日と民族主義を分離不可分な建国の根本に据えた韓国と反日を国内の不満解消と共産党政権への求心力へ利用する中国。しかし、中国は反日と民族主義がセットになっていない点が韓国とは異なるらしい。非常に鋭い分析だと思う。
韓国が反日を捨てることは即ち大韓民国自体の建国の理念の否定になりかねないからであろう。
日本が国として今後どう接していくのかを考える上でも重要なことだと思う。
きれいごと主義は、日本のマスコミや一部の知識人といわれる人たちにも多く見られる。洗脳されない知識と心構えが大切だと思う。
確かに植民地=絶対悪という思考停止状態の一元論はもはや時代遅れだと思う。
著者のような貴重な専門家の知恵を借りて、日韓双方で前進することを願う。
読書時間:約1時間10分 -
韓国に興味を持った頃に読んだ。まぁ気持はいいけど。。