- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094060041
感想・レビュー・書評
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連ドラ出演作品。原作本
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キムタク主演の南極大陸の基にもなった本
マイナス30度を超える南極では、マイナス16度は「たいして冷たくない」 らしい
温度感覚ってそんなにも相対的なものなのだろうか
最後の「私の魂はつぶれた」という表現がとても印象に残った -
過去に南極物語(映画)を観たことがある人なら「なんで今更?」と思うかもしれない。しかし、この本の発行年月日を見てもらえればわかるが、この本は比較的最近に出版されたものだ。
さて、今回はいつもと少し違ったスタイルで書評を書いてみたい。題して、「南極越冬隊タロジロの真実を読むべき3つの理由」である。
理由その1)寒さ・暑さを吹き飛ばしてくれる!
理由その2)知識欲を満たしてくれる
理由その3)真実を知ることができる
あっという間に読める本だ。値段も決して高くない。「映画を観たことあるし、古い話だし・・・」と一蹴せず、ぜひ読んでほしい一冊だ。
書評全文はこちら↓
http://ryosuke-katsumata.blogspot.com/2012/01/blog-post_21.html -
ドラマ原作ということで、手にとってみました。感じ入ったのは、「夢 希望」の開拓者であった越冬隊の様子です。初めての越冬にプロもアマもないと思うのですが、プロ意識が行間に溢れている気がしました。何事に当たるときもこうあらねばと思います。
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第一次南極越冬隊で実際に犬の世話を行った北村泰一の手記。今オンエア中のキムタクのドラマ「南極大陸」の原案ということで、始まる前に読了しようと思っていたのですが、遅くなってしまった。
当時のエピソードを事細かく書いてあり南極越冬隊の様子を窺い知れるのは良いのですが、犬を置き去りにして、その後再開する下りに割かれているページ数はさほど多くなく、タイトルに書かれる「タロジロの真実」という言葉に惹かれて読み始めるとちょっとがっかりするかもしれません。
タロジロのエピソードよりも、ボツンヌーテン登頂などのエピソードの方が文面も力が入っている気がします。
南極越冬隊全体のこと・南極紀行として読むなら☆四つ。
タロジロ目当てで読むと星三つというところだと思う。
自分としては植村直己の記録物なども好きな人なので楽しく読めました。
ちなみに、ドラマ「南極大陸」第一話の宗谷改造や犬探しのエピソードのあたりは本書にはさっぱり出てきません。