夢探偵フロイト: -マッド・モラン連続死事件- (小学館文庫 な 30-1 キャラブン!)
- 小学館 (2018年2月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094064988
感想・レビュー・書評
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夢をテーマにしたサスペンス調のストーリーは楽しめるが、若い人向けなのか、コメディ調にしたのがマイナスで、無駄な会話や描写が増える分、話の密度が落ちてしまっている。意味深なキャラも凡庸で退屈。
馬鹿っぽいキャラが成長するというサブプロットもありきたりで、そもそもこんな設定は外して、メインプロットやその周辺の夢エピソードだけで十分だった。 -
Audeible
たまたまタイトルが気になって聴き始めました。初めは、主人公の鈍臭さが鼻についたけれど、後半に向けて面白さがわかってきて、そこからは一気に聞いてしまいました。 -
いわゆる悪夢で思い出せるのは、唯一小学生の頃、人喰いヤギに町中が大パニックになって逃げ惑うというもの。
え?やぎ?って夢でもなるんだけど、最終的には、ウルトラマンサイズにまでそのヤギが巨大化するという…。
見ている時はなかなかの悪夢だったんだけど、起きて人に話すとあまりにメルヘンで、逆に忘れられない夢 笑。
毎日同じ恐怖を1番安心して迎える時間に味わうとしたら、想像絶するな…。
私は可視化したい夢は今のところあんまりないけど、人の夢見てみるのは楽しそう。 -
なかなかに挑戦的な題材を扱っているなと思う。夢をあつかって他にはどのような展開があるのだろうか。シリーズの他の作品も読んでみたい。
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まさか夢からここまで繋がるのかとビックリし、一気に読んでしまった。
民話や実際にあった出来事など交えながらのストーリーで最後までワクワクしながら読めた。 -
夢の収集・分析とミステリーの掛け合わせはかなり興味深く、キャラ立ちもまずまずだが、ミステリーとして見るとあまり新鮮味はなくおとなしめな展開のため、可もなく不可もなくといった感じ。それでもやはり夢をモチーフにしているのは心ひかれるので、それを今後どう使っていくのか、とりあえずもう1冊は読んで確認したい。
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『娯楽』★★★★☆ 8
【詩情】★★★☆☆ 9
【整合】★★★☆☆ 9
『意外』★★☆☆☆ 4
「人物」★★★★☆ 4
「可読」★★★☆☆ 3
「作家」★★★☆☆ 3
【尖鋭】★★★☆☆ 9
『奥行』★★★☆☆ 6
『印象』★★★☆☆ 6
《総合》61 C- -
初内藤。ほんのみせコトノハの店主・有路さんに選書していただいた一冊。私にドンピシャの作品で驚きましたッ!?よく見つけてきたなぁ…。表紙的にラノベっぽいので、恐らく自分では手に取ることはなかった…かも?
私的に“フレーズ”に登録した文章が全てでした。
いやはや、とても面白かったです^^