夢探偵フロイト: -マッド・モラン連続死事件- (小学館文庫 な 30-1 キャラブン!)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 48
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094064988

感想・レビュー・書評

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  • 悪夢含む夢全般の研究をする弱小研究所に、単位を求めて入った女性が事件に巻き込まれる話。何らかの映像がトリガーとなって、過去のトラウマを悪夢として蘇らせる。夢の可視化など、最新技術も使いつつ、様々な点から調査をしていくのは面白かった。フロイトやヲタ森にも秘密があるようでそこらへんも気になるところ。

  • 夢をテーマにしたサスペンス調のストーリーは楽しめるが、若い人向けなのか、コメディ調にしたのがマイナスで、無駄な会話や描写が増える分、話の密度が落ちてしまっている。意味深なキャラも凡庸で退屈。

    馬鹿っぽいキャラが成長するというサブプロットもありきたりで、そもそもこんな設定は外して、メインプロットやその周辺の夢エピソードだけで十分だった。

  • Audeible
    たまたまタイトルが気になって聴き始めました。初めは、主人公の鈍臭さが鼻についたけれど、後半に向けて面白さがわかってきて、そこからは一気に聞いてしまいました。

  • いわゆる悪夢で思い出せるのは、唯一小学生の頃、人喰いヤギに町中が大パニックになって逃げ惑うというもの。
    え?やぎ?って夢でもなるんだけど、最終的には、ウルトラマンサイズにまでそのヤギが巨大化するという…。
    見ている時はなかなかの悪夢だったんだけど、起きて人に話すとあまりにメルヘンで、逆に忘れられない夢 笑。
    毎日同じ恐怖を1番安心して迎える時間に味わうとしたら、想像絶するな…。
    私は可視化したい夢は今のところあんまりないけど、人の夢見てみるのは楽しそう。

  • なかなかに挑戦的な題材を扱っているなと思う。夢をあつかって他にはどのような展開があるのだろうか。シリーズの他の作品も読んでみたい。

  • まさか夢からここまで繋がるのかとビックリし、一気に読んでしまった。
    民話や実際にあった出来事など交えながらのストーリーで最後までワクワクしながら読めた。

  • 夢の収集・分析とミステリーの掛け合わせはかなり興味深く、キャラ立ちもまずまずだが、ミステリーとして見るとあまり新鮮味はなくおとなしめな展開のため、可もなく不可もなくといった感じ。それでもやはり夢をモチーフにしているのは心ひかれるので、それを今後どう使っていくのか、とりあえずもう1冊は読んで確認したい。

  • 『娯楽』★★★★☆ 8
    【詩情】★★★☆☆ 9
    【整合】★★★☆☆ 9
    『意外』★★☆☆☆ 4
    「人物」★★★★☆ 4
    「可読」★★★☆☆ 3
    「作家」★★★☆☆ 3
    【尖鋭】★★★☆☆ 9
    『奥行』★★★☆☆ 6
    『印象』★★★☆☆ 6

    《総合》61 C-

  • 初内藤。ほんのみせコトノハの店主・有路さんに選書していただいた一冊。私にドンピシャの作品で驚きましたッ!?よく見つけてきたなぁ…。表紙的にラノベっぽいので、恐らく自分では手に取ることはなかった…かも?

    私的に“フレーズ”に登録した文章が全てでした。
    いやはや、とても面白かったです^^

  • 夢から現実に繋がっていく、事件の真相に悲しさが後を引く。
    どうしてもヲタ森がひょろひょろビジュアルで変換出来ない(笑)。

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著者プロフィール

2月20日生まれ。長野市出身、在住。長野県立長野西高等学校卒。デザイン事務所経営。2014年、日本ホラー小説大賞読者賞受賞作『ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』でデビュー。ほかの著書に『ON』につづくシリーズの『CUT』『AID』『LEAK』『ZERO』『ONE』『BACK』『MIX』『COPY』『BURN上・下』、スピンオフ『パンドラ』『サークル』『OFF』、「東京駅おもてうら交番・堀北恵平」シリーズ『MASK』『COVER』『PUZZLE』『TURN』など著作多数。

「2023年 『LIVE 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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