醤油と洋食 (小学館文庫)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 98
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094070651

作品紹介・あらすじ

明治時代の女子大三人娘が美味しい食べ歩き 料亭の名は「鈴川」、江戸時代から続いている結構な老舗だ。鈴川八重はその、麻布に立つ料亭の一人娘。店主の父・勇児は明治の末生まれで頑固者だけれど、料理以外は進歩的。母の海子はキリリとした顔立ちで、まるで芸者のように気風がよい。そんな両親と楽しく暮らす八重は、今日も目白の椿山女子大学まで自転車で通っては、同級生で男装の華族令嬢・桜木虎姫、そして美貌の資産家令嬢・桃澤雫と、鯛焼きやかき氷、お汁粉などなど、おいしいあれこれを食べ歩き。店に帰れば、料理には厳しい歳上の板前・洋一郎とふたりで新しいメニューづくり。馬鈴薯トーストにストロベリーカレーに……夫婦丼!?おいしい食べ物、あまい恋愛に目がない、明治時代の女学生三人娘のスイートな日常を描くグルメロマンス。 【編集担当からのおすすめ情報】 大人気シリーズ『うちの旦那が甘ちゃんで』著者の、キュートで美味しい新作です!

感想・レビュー・書評

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  • 明治。日本文化の中に西洋文化が入ってき始めた時代。
    主人公八重は老舗の料亭鈴川の一人娘。
    同じ女学校に通う虎姫と雫はお家の階級は違えど大切な親友達。
    家の階級の違いで友人も恋人も自由に作ることができないなんて辛いなぁ

  • 明治時代の女学生3人組が堅苦しい家やしきたりに縛られながらも楽しく明るく青春する、気楽に読める可愛らしいお話。

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00625368

    料亭の名は「鈴川」、江戸時代から続いている結構な老舗だ。
    鈴川八重はその、麻布に立つ料亭の一人娘。
    店主の父・勇児は明治の末生まれで頑固者だけれど、料理以外は進歩的。母の海子はキリリとした顔立ちで、まるで芸者のように気風がよい。
    そんな両親と楽しく暮らす八重は、今日も目白の椿山女子大学まで自転車で通っては、同級生で男装の華族令嬢・桜木虎姫、そして美貌の資産家令嬢・桃澤雫と、鯛焼きやかき氷、お汁粉などなど、おいしいあれこれを食べ歩き。
    店に帰れば、料理には厳しい歳上の板前・洋一郎とふたりで新しいメニューづくり。馬鈴薯トーストにストロベリーカレーに……夫婦丼!?
    おいしい食べ物、あまい恋愛に目がない、明治時代の女学生三人娘のスイートな日常を描くグルメロマンス。
    (出版社HPより)

  • ストロベリー(笑)。
    次巻に続く、ですよね。

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著者プロフィール

1966年広島県生まれ。作家であり漫画原作者。多くの文献に当たって時代考証を重ね、豊富な情報を盛り込んだ作風を持ち味にしている。小説には『大正野球娘。』『三国志』『金四郎の妻ですが』『捕り物に姉が口を出してきます』『うちの宿六が十手持ちですみません』『帰蝶さまがヤバい』『ありんす国の料理人』『あやかし長屋 嫁は猫又』『恋文屋さんのごほうび酒』『七代目銭形平次の嫁なんです』などがある。

「2023年 『うちの旦那が甘ちゃんで 飴どろぼう編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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