- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094072938
感想・レビュー・書評
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広島で開催中の美術展を訪れた久能整。街を歩く整の前に、一人の見知らぬ女子高生が現れる。なぜか整の名前を知っている彼女、狩集汐路は、失踪した犬堂我路の知り合いだと言う。汐路に半ば強引に連れられ、汐路の祖父の遺言書開示の場に立ちあうことになった整。相続人候補は汐路と三人のいとこたち。汐路によると、狩集家は代々、相続争いで何人も死者が出るらしい…。天然パーマの大学生・久能整が、今度は遺産相続事件に巻き込まれる?!
大人気コミック原作の通称“広島編”、映画完全ノベライズが登場!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
久能整くんの観察眼も推理力もすごいけど、
何といっても、"芯をつく言葉"の数々が心に響く。
なるほど!と気づかせてくれたり、
そうだよねーと共感できたり、
整くんの言葉は、いつも心に沁みわたる。
整くんの言葉、忘れたくない。
だから、手元に置いておきたい一冊。 -
映画のノベライズ版です
映画を観てから読むか、読んでから観るか悩ましい問題ですが、相変わらず巻き込まれる整君です
そして、この作品の良いところは、謎を解いておしまいではなく、整君の言葉による癒しです
今作品は、広島の資産家家族の相続争いをベースにご先祖様の謎を解いていきます
そして、その過程で家族の心の芯を解いていきます
女の幸せ、女々しい、男勝り、どれも女性を都合良く縛るための男性から発した言葉… なるほどです
こういう自分にない視点に触れるとワクワクします
この作品の売れる理由はこういうところなんだなと納得です -
メチャクチャ読みやすい。
半ばで半人わかってもーた。 -
菅田将暉主演の映画が9/15から公開されている。息子が読みたいと買い、2時間位で読んだ。殺人事件を解決する展開は久能整らしさとスピード感があって楽しい。こういう本もたまにはいい。
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今回はノベライズを読んで、映画へと進みまして❗俳優さんの素晴らしさに、文字からの印象を上回る素晴らしさを感じました
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職場の同僚に貸してもらって読んでみたが、面白かった!
序盤物足りなさがあったけど、事件が明かされていく後半は面白くてスラスラ読んでしまった!
ミステリーものを読んでみたいと思った! -
映画を観たくなる。