口中医桂助事件帖 花びら葵〔小学館文庫〕 (小学館文庫 わ 7-3 口中医桂助事件帖)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094080896

作品紹介・あらすじ

桂助の患者だった廻船問屋橘屋のお八重が、突然亡くなった。そして、橘屋は店をたたむこととなった。その背後に、かつて桂助の家族とも関わりを持っていた岩田屋勘助の存在が浮かび上がる。岩田屋は、汚い手を使って自分の商売を広げていた。そして、桂助の出生の秘密が明らかになる。それは将軍家のこれからをも左右することだった。その秘密をかぎつけた岩田屋が桂助の前に忍び寄ってきた! 急展開の書き下ろし時代小説シリーズ第3弾。

感想・レビュー・書評

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  • 作品紹介・あらすじ
    桂助の患者だった廻船問屋橘屋のお八重が、突然亡くなった。そして、橘屋は店をたたむこととなった。その背後に、かつて桂助の家族とも関わりを持っていた岩田屋勘助の存在が浮かび上がる。岩田屋は、汚い手を使って自分の商売を広げていた。そして、桂助の出生の秘密が明らかになる。それは将軍家のこれからをも左右することだった。その秘密をかぎつけた岩田屋が桂助の前に忍び寄ってきた! 急展開の書き下ろし時代小説シリーズ第3弾。

    平成30年10月18日~20日

  • なるほど。そうだったのか、と。

  • 口中医桂助シリーズ3巻、呉服問屋藤屋の若旦那で口中医の桂助の患者だった廻船問屋橘屋のお八重の突然の死をきっかけに、橘屋は店を畳むことに。背後に、かつて桂助の妹とも関わりのあった両替商岩田屋勘助の存在が浮かび上がる。そして、桂助の出生にまつわる真実が明らかになる。ある事件に関わることになった桂助は、自ら望んで、秘密をかぎつけた岩田屋と相対することに…。タイトルから徳川家が関わってくるのがわかる。桂助が安易に謎解きし愚鈍な同心に事件の解決を進めさせるが、巨悪な元は放置しイライラさせる展開。2014/9/17読了。

  • 圭助さんの出自がっっ!!っていう、重要な一冊。

  • 前の2冊は伏線だったのか!こんな大きな話になるとは思わなかった。これからどうなっていくんだろう。それにしても桂助の言動は完璧だなあ。

  • 桂助の身の上がそういう事情だったとは驚きの巻でした。なんとなく何か事情はあるのだろうと匂わせてはいましたが。
    その身の上に関するものを狙っているのはあの岩田屋。思ったより深くお上のほうに入り込んでいて、退治するのもままなりません。
    今後岩田屋をどうかわしていくのか見ものです。

  • シリーズ三冊目です。

  • 口中医シリーズ桂助の出生の秘密が明らかになりシリーズで個々の事件だと思ってたものが大きな事件のエピソードのひとつだとわかってきた話。えぇ〜そこまで大きな話だったの?ってちょっとひいてしまった。

  • これもシリーズ。 三巻目。
    主人公桂助にそんな秘密が!?の巻(笑)

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著者プロフィール

東京都生まれ。日本女子大学大学院修了。「料理人季蔵捕物控」「口中医桂助事件帖」「鶴亀屋繁盛記」「余々姫夢見帖」「お医者同心中原龍之介」「鬼の大江戸ふしぎ帖」「はぐれ名医」シリーズなどの時代小説を精力的に執筆するとともに、現代ミステリー「青子の宝石事件簿」シリーズ、『わらしべ悪党』も刊行。

「2023年 『花人始末 椿の花嫁』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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