金曜日のパリ (小学館文庫 あ 6-1)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094081541

感想・レビュー・書評

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  • 蚤の市、食など、パリの生活の楽しみを疑似体験できてこの本が面白いのは、筆者が学びメインでなく、自称遊学をされていたからだろう。でも筆者がパリでの生活を楽しめてるのは、いろんな苦労を笑い飛ばす強さもあるからこそなんだろうなと思った。

  • 自らの意思でパリに飛び立ってさえ、いいこともあれば、自分の中で葛藤することもある、というのは、なんだか共感するというか、元気付けられた気がした。

    自然の流れに任せて、幸せになるっていいなぁ。。

  • 2017年4冊目。

    エッセイは時間と心に余裕がないときに読むものではない、と反省。
    さく読みしかできなかった。

    30歳を前にして留学を実行した作者の行動力は、アラサー女性として是非とも見習いたい。
    パリぐらしの魅力や苦労もリアルに描かれている。

    力まずに何事もチャレンジしてみようと思える一冊。

  • よかった

  • やはり30歳を目前にすると、人間、否、女性は今後の“生き方”について再考してしまうものなのだろうか。

    こんな生き方は出来ないなぁと思いつつも、雨宮さんの綴る嫌味のない、すっと入ってくる文章から、異国の地で生きていくことへの興味をそそられたのも事実。
    実践する度胸も、実行力も、私にはないのも、また事実。

    エッセイは、小説と違って、著者の価値観がストレートに伝わってくるから面白い。

    さすがに、この年になると、自分の価値観は形成されきっていて、自身のそれを揺るがす程の影響を受けるということはない。
    でも、「そういう風に考えると、人生も変わって見える」という新しい発見は幾つかある。

    今回も、引用リストに入れた、「自分の好きなことに邁進するのを努力や頑張りとはあまり言わない。」というのは、今まで特別考えたことはなくて、なるほどなって思わされた。

    エッセイを読みたいのは、こういった気付きが欲しいと思っている証拠。

    久しぶりにくる気がする、エッセイブーム。

  • 先に読んだパリごはんと同じ空気を味わう。
    こっちに書かれているのは、渡仏〜結婚まで。

  • 177ページ
    自分がまず心から笑っていないと、人を幸せにすることもできないんだよ。

  • 一人でパリに行って、住んで、悩んで、笑って。
    苦労もたくさんあるけども素敵なこともたくさんある、そんな生き方に触れることができてあたたかい気持ちになる。ジタバタしても最後には笑える人生を送りたいなあ。

  • ずっと前から本棚にはあったけれど読まずにそのままになっていた本。素敵な装丁に惹かれて手にとった本。本の中身も、雨宮さんの素敵なお人柄が伝わってきて、透明感たっぷりのステキな文章だった♡パリの魅力もたっぷり伝わってきて、また行きたくなった^^

  • エッセイにハマり始めるきっかけを作ってくれた作品。
    とても読みやすく、さすが言葉を使う仕事をされていた方だなと文章の端々から感じることができる。

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著者プロフィール

1970年東京都生まれ。フリーキャスター、エッセイスト。成城大学卒業後、TBSに入社。99年退社後、単身パリに遊学。フランス語、西洋美術史を学ぶ。2002年に結婚、現在一男一女の母。著書に『金曜日のパリ』『それからのパリ』『小さなパリジェンヌ』『雨上がりのパリ』『パリごはん』『パリ アート散歩』『パリのmatureな女たち』などがある。

「2014年 『パリ、この愛しい人たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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