口中医桂助事件帖 末期葵〔文庫版〕 (小学館文庫 わ 7-10 口中医桂助事件帖)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094083859

作品紹介・あらすじ

貞右衛門殺しの容疑で捕らえられた養父・長右衛門。それは、岩田屋勘助の仕組んだ罠だった。岩田屋は自らの権力拡大のため、前の将軍のご落胤である桂助を、次期将軍にして自分の思うがままに動かそうとしていた。養父の命の鍵を握る岩田屋の命じるままに、次期将軍争いを繰り広げる南紀派と一橋派の両領袖の治療にあたった桂助。そして、側用人の岸田が襲われ、叔母とその孫が連れ去られるに至って、桂助は出生の証である“花びら葵”を、岩田屋に差し出すことを決意する。岩田屋の野望は達せられたかに見えた……。長年の因縁に決着が付く、シリーズ第8弾!

感想・レビュー・書評

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  • 内容(「BOOK」データベースより)
    貞右衛門殺しの容疑で捕らえられた義父・長右衛門。それは、岩田屋勘助の仕組んだ罠だった。岩田屋は自らの権力拡大のため、前の将軍のご落胤である桂助を、次期将軍にして自分の思うがままに動かそうとしていた。義父の命の鍵を握る岩田屋の命じるままに、次期将軍争いを繰り広げる南紀派と一橋派の両領袖の治療にあたった桂助。そして、側用人の岸田が襲われ、叔母とその孫が連れ去られるに至って、桂助は出生の証である“花びら葵”を、岩田屋に差し出すことを決意する。岩田屋の野望は達せられたかに見えた…。長年の因縁に決着が付く、シリーズ第八弾。

    平成31年1月22日~24日

  • このまま、これで引っ張って行かれてもつまらないなぁと思う丁度のところで、ひと段落した感じ(笑)
    おかげで、次を読もうという気持ちを保てた(笑)

  • 材料はいいものを揃えているはずなのですが、全体的に不自然な感じが残ります。とりあえず一件落着には安堵。

  • あれほど腹立たしく思っていた存在をああいうふうに終わらせるとは…。
    いや、考えればそういうふうになるのだろうけども、ほっとした半面納得いかな~いと読み終わった後に思ってしまいました。
    前作まで誰か暗殺してやってと思っていたせいでしょうか(笑)。

  • シリーズ八冊目です。

  • シリーズ8冊目にして、やっと一区切りって感じでしょうか。
    この後は、どういう展開になっていくのか気になるので、また買っちゃうかな(^^;

  • 5/13-5/14

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著者プロフィール

東京都生まれ。日本女子大学大学院修了。「料理人季蔵捕物控」「口中医桂助事件帖」「鶴亀屋繁盛記」「余々姫夢見帖」「お医者同心中原龍之介」「鬼の大江戸ふしぎ帖」「はぐれ名医」シリーズなどの時代小説を精力的に執筆するとともに、現代ミステリー「青子の宝石事件簿」シリーズ、『わらしべ悪党』も刊行。

「2023年 『花人始末 椿の花嫁』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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