偏差値70の野球部 レベル4 実戦応用編 (小学館文庫 ま 4-5)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094087239

作品紹介・あらすじ

とんでもなく面白い野球小説、できました!

書いたのは超弩級の新人作家!
史上初の“高偏差値”野球小説、第4冊は、シリーズ最高の大興奮編です。

甲子園より東大が近い名門進学校の野球部がついに目覚めた。
天才女子高生・ヒカルさんの打撃理論を体得したメンバーは、ある日の練習で、エース・真之介の投球をことごとく打ち返した。
呆然とする真之介にヒカルさんがささやく。「彼らは野球を知らないから強いんだよ」
やがて迎えた秋季大会地区予選。夏の大会を辞退した野球部は初めての公式戦で、県内最高のピッチャーを擁する強豪と当たる。ここから快進撃が始まった。
チームは予選をまさかの1位で通過。そして迎えた県大会の二回戦。対戦相手は、かつて真之介が全国最強のバッテリーを組んでいた沢登俊平のいる甲子園常連校だった。

「君はなにも心配しなくていい。あたしたちに任せていれば、もうすぐ野球部の目標は甲子園出場になる」
その言葉どおりだった。
この野球部で、もしかしたら甲子園に出られるかもしれない。この相手に勝てれば――興奮の最終章です!

感想・レビュー・書評

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  • 途中から付いていけなくなって不完全燃焼。
    ユキちゃんによるところが大きいかな。つい口調にイラッと。
    ヒカルさん時間ないとか思わせぶりだったのでてっきり・・

  • 今までの話が嘘みたいに強くなっている。
    理論さえあればこんなに強くなるの?って感じ。
    (ただし、理論が理解さえできれば…。)

    途中でヒカルさんがいなくなってしまったのがすごい残念。
    理論とか含めて、この人が野球部をかなり強くした感じがしたから。
    そういえば、今回の話ではヒカルさんの話が意味の分からない理論ではなく、ちゃんとした野球の話をしていたような気が…。

    最後が尻切れトンボ感あった。
    甲子園に本格的に挑戦するシーズン2とかないのがすごい悲しい。
    甲子園に出場してほしかった。

  • 最終巻まで辿り着いたご褒美程度には楽しめましたが…
    フリが効いてたとかそういう訳ではなくて、3巻までが4巻への期待値を限りなく下げていたから、という面があるでしょう

  • シリーズ完結・・・?
    何だか わからないまま終わった感じ。
    ストーリーの展開が期待されないままでした・・・

  • 「東大進学率No1弱小野球部ここに在り!」

    シリーズ完結巻のレベル4。
    ヒカルさんの打撃理論を体得したメンバーは快進撃をみせ甲子園常連校との決戦に臨む!
    果たして結果は…?!

    印象に残ったセリフ
    「彼らは野球を知らないから強いんだよ」

  • なつかしい

  • 内容紹介
    甲子園より東大が近い名門進学校の野球部がついに目覚めた。
    秋季大会地区予選。夏の大会を辞退した野球部は初めての公式戦で、県内最高のピッチャーを擁する強豪と当たる。ヒカルは配給を理論的に読み、*球目を打つようにバッターに指示。地区予選は1位通過。
    二学期が始まるがヒカルは数学の外部研究チームに招聘され大学に進学した。
    そして迎えた県大会の二回戦。対戦相手は、かつて真之介が全国最強のバッテリーを組んでいた沢登俊平のいる甲子園常連校だった。大量リードを追い付き、最終回に真之介がホームにヘッドし勝ち越し。しかし左肩を脱臼し、逆転負け。あと一歩だった。
    春の大会を迎えるシーンで完!

  • 我慢してて最終巻まで読んで良かった!

    やっとまともな試合シーンが出てきた(笑)。

    女性キャラは相変わらずコメディリリーフにすらならず、勿論萌え要素皆無で野球部の邪魔しかしない。

    ユキちゃんはアーパーJK代表のつもりかもしれないが、最後までうっとおしい口調が治らず最大のヒールだった。最悪。

    顧問のセバスチャンもひどいんだが。サッカーしか知らない顧問料目当てのドイツ語教師で、執事の役にすらならない。ユキちゃんに食われたのと、1巻に出て来た新の中学時代の顧問がもっとひどいせいで何もしないだけでまだマシって、皮肉が効いてますな。

    まともなのは佐久間くん(今回出番は少ない)とリトルリーグの監督と選手だけか…。そのピッチャー諒くんの両親はモンペって、どんだけ意地悪な設定なのか。

    楽しめたが、この辺で完結するのが妥当だろう。「おお振り」の最初の試合(廉きゅんの高校最初の、中学時代のチームメイトとの練習試合兼トラウマ克服エピソード)が海鵬高校戦だとすれば、ここまで枚数費やし過ぎ。編集部が打ち切った疑惑がなきにしもあらず。

    主人公はこれからどうする? チームのこれからは?で終わらすのが丁度いいんじゃないか。多分、新は甲子園には行けず、高校で野球止めるのかもね。大半のリアルな球児の進路ではあるけど…。

    付属中受験した諒くんの合否が分からないが、後輩に期待を持たせた辺りが救い。でもバッテリーの津田くんは筆記試験で落ちたって、ひでえな。

    未読ながら、これってあさのあつこ「バッテリー」のタチの悪いパロディなの? だったらこれと読み比べるためだけに読もうかな(笑)。

    欠点も多いが、面白かった。野球もの小説はレギュラーだけで9人以上になるのでマンガならまだ顔で違いが分かるが、これはキャラの書き分け不足。主人公の家族とのやりとり等の描写も余りなく感情移入しにくい。今後またこの作者が野球もの書くなら、ここら辺の課題は解消して欲しい。続編はこんだけ賛否分かれて出るかな?

  • 最終巻。野球が好きなので読み始めたけれど理論が難しくて理解できないところも多々。納得できない部分も多々。

  • 野球に興味があっておもしろそうだなと思ったので選びました

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著者プロフィール

1976年福岡県生まれ。高等専門学校を中退し、ニューヨークに在住。国内外を転々としながら小説を執筆。著書に『エルメスの手』、『あやかしの小瓶』、「偏差値70の野球部」シリーズ、「真田十勇士」シリーズなどがある。

「2021年 『南総里見八犬伝 5 八犬具足』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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