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- Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094088922
作品紹介・あらすじ
9都市20人が誇る「最愛のひと皿」の物語
イタリア料理人の落合務氏曰く「イタリアは、自国の料理、ひいてはマンマの味が一番だと思っている人だらけ」。こと食に関しては誰よりも誇り高く、食べることを楽しむことに何より情熱を注ぐのがイタリア人なのだ。そして、海に囲まれた細長い国土を山々が貫くイタリアは地方ごとに気候・風土が異なり、そのため食材も料理も地方ごとに違う。さまざまな郷土料理から成り立っているのが、イタリア料理とも言えるのだ。
トリノ、ミラノ、ヴェネツィア、ボローニャ、フィレンツェ、カリアリ、ローマ、ナポリ、パレルモ……翻訳家の著者はイタリア全土を旅しながら、9都市に暮らす20人と出会い、彼らの食卓の記憶を引き出していく。小説家、デザイナー、印刷職人、トマト生産者、操り人形師など、さまざまな職業の人々が語る「最愛のひと皿」の物語は時に甘く、時にはとても苦い。その土地で懸命に生きる、前向きで力強い人々の姿が伝わる美味紀行。
感想・レビュー・書評
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イタリアでまずいレストランは、無い!
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イタリア料理にまつわる、人間のストーリー。イタリア人が、郷土料理をたいせつにしてることがよくわかる。たぶん、日本でよく食べる、いわゆるイタリアン、のイメージとはまた違う、家庭の料理。丁寧に、イタリアを味わいながら旅してみたくなる。
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食にもドラマがあるなあと、しみじみ。
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