羽月莉音の帝国 2 (ガガガ文庫 し 2-2)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094512007

作品紹介・あらすじ

俺たちの部費は420億円にまで増えていた。16歳の羽月巳継(=俺)は世界最年少で上場企業の社長となったのだ。何を言っているのかわからねーと思うが…俺だってこんな肩書きに実感ないんだよ!記者会見を乗り切り、やっと手にした1週間の休暇。のはずが、俺たち革命部はアメリカで軍事訓練をするハメに!?革命するには戦争に勝たねばならない、とは聞いていたが…その発想はなかった。そして帰国後、間もなく沙織に訪れるピンチ!どうしてこう、次から次へと!史上最大最速にしてもっとも危険な部活動、第2幕。

感想・レビュー・書評

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  • 経済ライトノベルとしては十二分に楽しめた。
    ただ、羽月莉音の行動というか、進め方が自分には合わないみたいだ。胸の内がモヤモヤする。
    特に何も説明せずに行動を起こす、行動が完了後も理由を説明しない。
    結果で自分に着いて来いとするのはいいけど、説明なしは読者としても面白くない。
    [more]
    休暇に強制的に戦闘訓練を設定した事による沙織の退部問題も親の会社の破産問題で何も解決せずに流されているし、アクオスのTOBに関しても無茶すぎるだろ。
    よく考えたら国家を創設し、何がしたいんだろうか?

  • 2016.11.10 読了

    2016-73

  • スケールでけぇ・・・。
    桁が多すぎて、いろいろ麻痺してくる・・・。
    でも、話がまっすぐ進んでて、なかなかに面白かった。
    次巻でどう起死回生の一発をもってくるのか気になる。

  • 激流w
    vs暴力団、大企業へのM&A、なにがなんだかもう
    日常感覚も金銭感覚も麻痺しまくりであるw
    3巻に続く。

  • 革命部,上場.
    そして世界初の高校生にして上場企業の社長が誕生.
    が,ここまでの話.

    で,今回はヤクザとガチバトル.
    そして逆買収の危機.
    M&Aを仕掛けてTOBしてたらパックマンディフェンスで,ということですよ.
    果たしてこの勝負は勝つことが出来るのだろうか.

    それはそうとして,恒太がウザすぎる.
    こいつほんとうに必要か?
    中二病すぎるだろ,何が言いたいかもわからんし.
    沙織ちゃんはアレだ.
    わかりやすいラブラブ光線を出しきれずにいる感じ?
    中途半端にモゴモゴなって誤魔化して(以下略).

    革命部の発展に期待.

  • 話が大きくなってきた。ビジネスものでこんなにはらはらしたことは今までにない。

  • 1巻よりはちょっと落ちるけど、なかなか面白い。
    欲しいものは買っちゃえば良いじゃないというわけで、
    M&Aなんかが出てきます。反社会的組織も出てきたり。
    でも区切りいいとこで終わらず、次の巻に続く。

    344頁

  • TOB合戦が面白い

  • 1巻の起業メインの話から一転、今回はPMC(民間軍事会社)での戦闘訓練から始まる。
    途中、沙織の父親の会社を暴力団の詐欺から救うエピソードも挟まってビジネス色が薄れるけど、これらは全部今後の伏線になってました。

    そして今回の見せ場の巨大衣料品メーカー・アクアスとの買収合戦に。
    TOB、ゴールデン・パラシュート、ホワイトナイトといったおよそ普通のラノベではお目にかからない単語がぽんぽん出てくるけど、その都度簡潔に解説されてるし一つ一つがラノベらしくわかりやすい事例に当て嵌められていくのでとってもわかりやすい。

    それにしても沙織がいい子すぎてずるいw

  • 201103
    一巻が起業メインとすると
    二巻はM&Aメイン。

    証取法違反な作戦が多いが、まーいいか。
    (暴力団に買収ターゲットの株式を買わせて暴落させたり)

    TOBは成立するまでキャッシュ不要というのが意外な発見、
    だが、
    資金の裏づけがないのにTOB価格を上げ続けるのはさすがにまずいよね?

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著者プロフィール

小説家、会社経営者、投資家。
第7回講談社BOX新人賞・流水大賞を受賞し、『雷撃☆SSガール』(『世界征服』に改題し星海社文庫より好評発売中)にてデビュー。
著書に『大日本サムライガール』『東京より憎しみをこめて』『世界創造株式会社』(星海社)、『羽月莉音の帝国』(小学館)などがある。

「2017年 『勇者の武器屋経営 3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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