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- Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094513745
作品紹介・あらすじ
ここは竜と人とが争いを繰り返す、剣と魔法の世界。凄腕長剣士のノラと、天才魔道師のアイ。そして竜人である双剣士フレイクの3人で構成されるギルド・グライズは、結界術師の卵カーネスの護送失敗による失意の念にかられていた。そこに竜王復活の伝令が届く。フレイクは大陸最強の王宮警備隊に、竜である自分が助太刀をすれば竜王に勝てるのではと考え、単独で王都に向かい飛翔する。そして王都に到着したフレイクの眼前に広がったのは悲惨な光景だった-。驚愕の展開で紡がれてきた異世界ファンタジーアクション最終巻。
感想・レビュー・書評
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ついに竜王が復活するところから.前巻の最強の人間の登場により高位竜の強さがよくわからなくなってきたけど,とにかく竜王は反則的に強い,というのが全面に出ていたのは分かりやすい.キャラが急に強くなる訳でもなく,現状持てる実力を駆使して戦略をたてて挑むのが読みどころ.敵は急に“いい人”化せず,あくまで悪役に徹していたのもよい.王都と地方の矛盾についての解決は駆け足気味だったように感じたけど,メインじゃないのでそこまで気にならず.変に物語を延ばさずにしっかりまとめた完結編だった.
最後のノラとフレイクの関係はなかなかよかったけど,アイとフレイクがいい感じだったので,個人的にはもう少し先が見たかった.詳細をみるコメント0件をすべて表示
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